電子処方箋実施にあたり、寄せられたご質問について掲載いたします。
電子処方箋の開始にあたっては、費用が発生しますので、代理店様とのご契約が必要となります。
Q1.電子処方箋を始めるにあたり、何を準備すればよいですか?
電子処方箋を開始するにあたり、事前にHPKIカードの発行申請、ICカードリーダーの準備、ポータルサイトへの申請が必要となります。
■HPKIカード申請のサイト
https://www.medis.or.jp/8_hpki/application.html
https://www.jmaca.med.or.jp/application/
※ICカードリーダーは弊社で推奨する機器以外は動作保証が出来かねますので、ご注意ください。
推奨する機器につきましては、SONY RC-S380/Sもしくは後継機のSONY RC-S300/S1です。
準備について詳しくは厚労省のページをご確認ください。
Q2.オンライン資格確認で電子処方箋が機能しているかのテスト方法は、スタッフのマイナンバーカードを使用するしかないですか?テストした電子処方箋のキャンセルは可能ですか?
スタッフの方のマイナンバーカードを使用する方法が確実です。処方のキャンセルは可能です。
処方のキャンセルについては、オーダー削除で問題ありません。オーダー削除すると電子処方箋管理サービス上の電子処方箋も削除されます。(履歴は残る可能性があります。)
Q3.電子処方箋をオーダーするにあたり、マイナンバーカードは必須ですか?
マイナンバーカードは必要ありません。HPKIカードが必須となります。
Q4.電子処方箋への登録動作は、処方控えが印刷されることで完了という認識でよいですか?
そちらの認識で問題ございません。
(処方オーダー時に処方箋種類を「電子」としてオーダー登録が完了して、「電子処方箋」ラベルが表示された時点で登録は完了しております。)
Q5.HPKIカードがない状態で電子処方箋をオーダーすると「重複投薬チェックに失敗しました」と表示されますがどうしたらよいですか?
HPKIカードがない状態でも重複投薬チェックがかかるのが正常な動作ですが、オンライン資格確認端末の共有フォルダへのファイルの出力・読み込みに失敗している場合に「重複投薬チェックに失敗しました」のメッセージが表示されます。
その場合は、以下をご確認ください。
・出力先フォルダ指定が誤っていないか
・オンライン資格確認端末が動作しているか
・共有フォルダへのアクセスが可能か
上記3点のご確認をお願いします。
上記3点で問題が解決しない場合は、モダリティマネージャの画面コピーを弊社へ送付をお願いします。
また、医見書などのモダリティマネージャと競合するシステムが導入されている場合もエラーとなります。
その場合は、医見書をモダリティマネージャの入っていない別端末にてご利用ください。
Q6.電子処方箋利用するとした患者様で過去の薬剤情報を調べたら、直近の調剤内容が表示されませんでした。直近の内容は表示されないのですか?
オンライン資格確認のみの導入の場合は、レセプト提出後に情報が反映されるため、情報が反映されるまでにお時間がかかり、直近の情報が表示されないようです。電子処方箋が普及すると、直近の情報も確認可能となります。
Q7.電子処方箋で重複チェックエラーが表示されたが、削除できなくなりましたがどうしたらよいですか?
何らかの原因で、削除がうまくいかない場合、いったん通常の処方箋に変更して登録後に、削除を実施していただきますようお願いいたします。
Q8.引き換え番号付き紙処方箋の印刷はきりんカルテからの印刷は出来ず、ORCAからのみの印刷となりますか?
ORCAからのみの印刷となります。
Q9.用法と標準用法コードの紐づけはどこで行うのですか?
標準用法コードとは、「服用回数・服用のタイミングに関する標準用法マスタ」を含む規格に基づいたコードのことです。用法記述の標準化も目的として策定されております。カルテではなく、ORCAでの設定となります。設定については、詳しくは代理店様へお尋ねください。
Q10.電子処方箋で利用するカードリーダーは、毎回スキャンが必要ですか?朝一回だけなどでいいですか?
カードは常にカードリーダーに置いておく必要がございます。PINコードの入力はログイン中は保持されるので、毎回の入力は不要となります。