【ラーニング Lesson4】
この記事は、約5分で学習が完了します。
Lesson概要
Webサイトに表示されている複数のテキストを一括取得し、Excelファイルに出力する方法を学びます。
このLessonで学べること
データテーブルや一覧表など、ページ上に規則的に並んでいるテキストの一括取得を行う方法
作成するロボット
以下のWebサイトの1~5行目の「番号」を一括取得して、Excelファイルに全て出力するロボットを作成します。
Webサイト
https://cobit-learning.biztex.co.jp
メールアドレスとパスワード
メールアドレス:cobit@cobit.com
パスワード:cobitcobit
取得するテキスト
・番号(1~5行分)
出力結果のイメージ
最終的な出力結果のイメージは、以下のようになります。
解説動画
解説テキスト
1. 事前にExcelファイルを新規作成し、ローカルフォルダに保存します。
※今回は、A1セルに「番号」と入力して保存して下さい。
ここからExcelファイルをダウンロードできます。
2. ロボットの新規作成時に、出力用のExcelファイルを登録します。
※手順が不明な場合は、Lesson3を確認してください。
3. 編集画面から、以下のWebサイトにアクセスします [URLを開く]
https://cobit-learning.biztex.co.jp/
※手順が不明な場合は、Lesson1を確認してください。
4. メールアドレスとパスワードを入力します [テキストの入力]
メールアドレス:cobit@cobit.com
パスワード:cobitcobit
※手順が不明な場合は、Lesson2を確認してください。
5. 「Login」ボタンをクリックします [クリック]
※手順が不明な場合は、Lesson2を確認してください。
6. 一括取得を行う範囲を指定します [繰り返しを抽出]
操作手順
a. 1行目のデータの白枠部分をクリックします。
b. 編集画面の左側に機能一覧が表示されるので、[繰り返しの抽出]を選択します。
c. 候補が緑色でハイライトされるので、緑色になっている箇所(どこでも可)をクリックします。
d. 対象範囲がオレンジ色でハイライトされていることを確認します。
e. 名前を入力します。
※今回は「繰り返しの抽出」と入力してください。
f. 「保存」ボタンをクリックすると、画面中央にポップアップが表示されます。
・開始位置をずらす:「0」
・上限回数:「10000」
と表示されていることを確認して、もう一度「保存」ボタンをクリックします。
■開始位置をずらす
繰り返しの開始位置を調整できます。入力した数値分だけ処理がスキップされます。
■回数上限
繰り返しの上限数を入力します。 最大値(10000)を入力すると、ページの最後まで繰り返します。
※「開始位置に取得テキストを使う」をチェックすると、取得したテキストの数値を使うことが出来ます。
g. 「抽出要素の繰り返し」と書かれた枠が表示されていることを確認して下さい。
7. 「番号」のテキストデータを取得します [テキストの取得]
操作手順
a. 取得したいテキストにカーソルを当てた状態でクリックします。
※今回は「番号」にカーソルを当ててクリックしてください。
b. 編集画面の左側に機能一覧が表示されるので、[テキストの取得]を選択します。
c. 「名前を入力」を選択します。
d. 任意の名前を入力します。
※今回は「番号」と入力してください。
e. 「保存」ボタンをクリックします。
f. [テキストの取得]の緑枠の中に「05495855」と表示されたことを確認して下さい。
🎖️POINT
実行時は、「抽出要素の繰り返し」の中に入れたステップが繰り返し実行されます。
8. ファイル出力の準備に移ります。
操作手順
a. [抽出要素の繰り返し]の直下にカーソルを合わせます。
b. 「ここまで実行する」と表示されるのでクリックします。
c. クリックした後、オレンジの矢印が[抽出要素の繰り返し]の白枠の下に移動していればOKです。
9. 一括取得したテキストをExcelファイルに出力します [ファイルに出力]
操作手順
a. 画面左側のフローにある「+」ボタンをクリックします。
b. 機能一覧の中から、[ファイルに出力]を選択します。
c. 「ファイルの選択」プルダウンボックスから、出力先のExcelファイル名を選択してクリックします。
※手順が不明な場合は、Lesson3を確認してください。
d. 「名前」プルダウンボックスから、Excelファイルに出力したい名前を選択します。
※今回は「繰り返しの抽出」を選択してください。
e. 「プレビュー」欄に、[抽出要素の繰り返し]で取得した「番号」が表示されるので、クリックして選択します。
■出力タイプ
「一列」:プレビュー欄に表示されている名前のうち、選択した名前の列のみ出力する場合に選択します。
「全て」:プレビュー欄に表示されている名前全てを出力する場合に選択します。
■出力する方向
「下」:下方向(縦)に出力する場合に選択します。
「右」:右方向(横)に出力する場合に選択します。
f. ExcelシートのA2セルを選択します。
g. 「追加」ボタンをクリックします。
h. A2セルの右上に名前(今回は「繰り返しの抽出/0」)が表示され、縦4行分の灰色の枠(出力予定位置)が出力されたのを確認して、「閉じる」ボタンをクリックします。
🎖️POINT
名前が途中で見切れている場合は、該当部分にカーソルを当てて表示されるヘルプ表示より確認することが可能です。
10. 「Logout」ボタンをクリックします [クリック]
※手順が不明な場合は、Lesson2を確認してください。
11. 編集を終了して、ロボットを実行します。
※手順が不明な場合は、Lesson1を確認してください。
完成フロー図
実行結果
詳細画面からExcelファイルをダウンロードして、「番号」列に5行分データが出力されていたら成功です!