1. 図面を準備する

CADDi Drawerにアップロードする図面を準備していきましょう。

カスタマーサポート|Customer Support avatar
対応者:カスタマーサポート|Customer Support
一週間前以上前にアップデートされました

アップロード対象の図面を選定する

まずは、CADDi Drawerにアップロードしたい図面の対象を決定していきましょう。

機種別や、部品の種別(機械部品、組図、配管部品)等、貴社の利用実態に合った図面群を選定することがおすすめです。

対象図面選定のコツ

あらゆる部門の社員の方々が使う、情報のハブとなることを想定して、図面を選定しておくと、導入初期からスムーズに利活用が進む傾向があります。

日常業務の中で見る可能性のある図面は、全てアップロードすることをおすすめします。

[コツ]

  • 図面枚数を絞り込ない

  • 製図時期の新旧を問わない

  • 図面の種類を問わない

CADDi Drawerには、「非図面ファイル」 = 図面以外のドキュメント(製品仕様書、不具合報告書、作業手順書、等)をアップロードすることも可能です。

貴社での活用シーンを想定した際、利用可能性がある場合、アップロード対象に含むかどうかを、カスタマーサクセス担当にご相談ください。

ただし、非図面ファイルのテキストデータの読み取り機能(文字の読み取り精度等)は、予告なく変更となる可能性がございます。

アップロード対象をキャディに連絡する

図面と、図面以外のアップロードしたいデータの範囲を、以下のような表に整理してみましょう。

整理が終わったら、キャディに共有しましょう。

対象範囲(任意)

ファイルの拡張子

ファイル数

図面

A機種

B機種

図面以外

仕様書

不具合報告書

図面の重複を弾く判定方法を決定する

貴社の図面の利用実態に合わせ、登録時に重複を弾く設定を行うことが可能です。

以下の①~④のいずれかの組み合わせの中から、任意の方法を選択しましょう。

A.ファイル名の一致による重複判定

あり

なし

B.ファイルのデータの一致による重複判定

あり

①(推奨)

②(推奨)

なし

キャディでは、①か②を推奨しております。

◆「A.ファイル名の一致による重複判定」をありにした場合

全く同じファイル名を持ったデータを登録しようとした際に、CADDi Drawerへの登録がはじかれるようになります。

◆「B.ファイルのデータの一致による重複判定」をありにした場合

同じ図面をアップロードしようとした場合、重複登録がはじかれるようになります。

ファイルあるいはページのデータが、バイナリレベルで完全に一致した場合、CADDi Drawerが同じデータとして認識して、登録をはじきます。

例:

  • パソコン上に保管されている図面ファイルAをコピーし、ファイル名を変更した図面ファイルBを用意。

  • この図面Aと図面BをDrawerにアップロードする

  • この場合、両図面のデータ値が同じのため、CはDrawerに登録されない。

なお、ファイルの中身のデータが変わると、別ファイルと認識されるため、登録されます。

図面の出力を開始する

出図する図面の範囲が決まったら、貴社の社内システムから、図面の出力を開始しましょう。

場合によっては、出力に日数がかかる場合や、貴社の情報システム部門との綿密な連携が必要な場合もあるため、早めに出力に着手することをおすすめいたします。

図面準備 よくある質問

Q. ファイル形式は、何に対応していますか?

A. PDF、TIFF、PNGが対応可能です。

その他の形式の場合、貴社にて、上記形式に変換した後にアップロードをお願いいたします。

Q. スキャンした紙図面をアップロードしても良いでしょうか?

A. 可能です。

読み取り精度向上の準備のため、事前にキャディまでご連絡をお願いいたします。

Q.1つのファイルに複数枚の図面がまとまっている場合、Drawer上ではどのように表示されますか?

サムネイル画面では、複数枚に分かれた全ページがそれぞれ表示されます。

例えば全10ページが1つのファイルになっていた場合、すべてのページがバラバラになり、Drawerのサムネイルには10枚表示されます。

また、バラバラになった図面の詳細画面から、「n図面を表示」をクリックすると、そのファイルを構成している複数の図面が、まとめて別ページで表示されます。

こちらの回答で解決しましたか?