図面の基本情報と、発注実績を紐づけをする、キーとなる値を決定していきましょう。
また、発注実績以外に紐づけたいデータがある場合、そのデータの紐づけキーも決定しましょう。
例)
CADDi Drawerでは、以下のいずれかの条件で紐づけを行うことが可能です。
「図面上の表記」と、「発注実績」の双方にある、単一(ユニーク)の文字情報
「図面のファイル名」と、「発注実績」の双方にある、単一(ユニーク)の文字情報
1,2のどちらの場合も、以下のいずれかの紐づけルールをご選択ください。
A. 完全一致
B. 前方●文字一致
C. 後方●文字一致
D. 末尾●文字を削除した値の一致
「図面番号(図番)」「部品番号(部番)」「品目番号(品番)」等を紐づけキーとされるお客様が多いです。
紐づけキー よくある質問
Q. 「図面上の表記」の図番か、「ファイル名」の図番、どちらを紐づけキーとするか、迷っています。
A. 双方、メリットとデメリットがあります。
貴社の運用に合わせ、最適な方法を選択ください。
紐づけキー | メリット | デメリット |
図面上の表記の図番 | ・図面上の図番に基づき、紐づけが可能 ・ファイル名が図番になっていない図面(手書き図面のスキャン等)でも発注実績が紐づく | ・OCRによる読み取り間違いがあった際に、紐づけが難しい ※ただし図面から取得した図番は、手入力で修正が可能。修正後、紐づけは自動でやり直される |
ファイル名の図番 | ・ファイル名によって正確に紐づけ可能 (OCRの精度に左右されない) | ・ファイル名が図番になっていない図面は、発注実績が紐づかない ・ファイル名は手入力による修正ができないため、紐付けのやり直しも不可 |
Q. 1枚の図面に、複数の部品が記載されているような図面がある場合、紐付けキーはどのように設定すべきですか?
A. 一つの図番に対して、複数の異なる寸法の部品を含む図面がある場合、図番を紐づけキーに設定すると、異なる品番の発注実績が全て一つの図面に紐づくことになります。
貴社の図番運用にマッチした、最適な紐づけキーをご検討ください。
設定方法にお悩みの際には、キャディまでお気軽にご相談ください。
次ページにて、実例を紹介しております。
例① バリアント図(一枚の図面内で、複数部品の寸法の差異が、表で記載している図面)
例② 多品一葉図(一枚の図面の中に、複数の部品と品番が記載されている図面)
上記の例において、図番(20221207MA-07-26)を紐づけキーとして設定したとします。
また、この一つの図番にて、寸法の異なる複数の品番を発注していたとします。
この場合、図面に対して紐づく発注実績は、寸法の異なる全ての品番が対象となります。