CADDi Drawerの導入目標を達成するためのロードマップを、「立ち上げ準備編_ワークシート」を用いながら、作成していきましょう。
以下の点を検討していきます。
CADDi Drawerを通じて、達成したい目標
目標を達成するための、CADDi Drawerの活用方法
目標設定の期間は、短期、中期、長期と分割してみましょう。
貴社の達成したい目標によって、適切な期間を設定してみましょう。
例)
| 短期 | 中期 | 長期 |
A社(売上高200億円規模) | 1~2ヶ月 | 3~6ヶ月 | 7ヶ月~ |
B社(売上高2000億円規模) | 1~3ヶ月 | 4~12ヶ月 | 1年~3年 |
以下の記入例も、ご参考ください。
記入例
成功しやすい目標設定のコツを、ご説明いたします。
長期の目標を設定する
まずは、CADDi Drawerを通じて成し遂げたい、会社全体や、事業部全体に対して、経営インパクトの大きい、長期的な目標を立てましょう。
CADDi Drawerの導入だけではなく、業務全体のフローの変更なども含めた大きな改革が必要で、投資対効果の高い目標を立てることが、成功の秘訣です。
中期の目標を設定する
続いて、大きな目標の達成に至る前段階で、解決したい中期目標を設定していきましょう。
CADDi Drawerの導入前にはできなかったような、業務が高度化したような状態を目標にすることがおすすめです。
短期の目標を設定する
導入初期は、「まずは使ってみること」にフォーカスし、効果の出やすい目標指標を設定しましょう。「検索工数の削減」等、Drawerによって直接解決できる指標がおすすめです。
目標指標を達成することで、運用定着したといえる状態をつくっていきましょう。
なお、キャディのカスタマーサクセス担当から下記のようなレポートを定期的に配信しております。
各ユーザーが、CADDi Drawerをどのくらい、どのように利用しているかを見ながら、短期目標をどれだけ達成できているか、計測が可能です。
Drawerの活用シーンを検討する
ここまでで立案した目標を達成するために、CADDi Drawerをどのように活用するか方法を考え、「立ち上げ準備編_ワークシート」の目標達成ロードマップにまとめていきましょう。
以下の表には、各部署ごとに、CADDi Drawerを用いることで、効果が見込める活用シーンの標準的な一例を、参考までに記載してあります。
これらを参考にしながら、どんなシーンでCADDi Drawerを活用できるか、書き出して見ましょう。
活用シーン創出のポイント
ロードマップを踏まえて、貴社の業務フローと、組織図をイメージしながら、「このシーンではCADDi Drawerを活用できるのではないか」と描くことが、活用シーンを創出する秘訣になります。
以下のような流れで、イメージをしてみましょう。
業務フローの中で、CADDi Drawerに関連する業務の流れと、関連組織を再確認する
目標達成に向けた課題を洗い出す
Drawerの活用方法を検討
キャディのカスタマーサクセス担当とのお打ち合わせの前に、以下の2点を、共有頂けますと、キャディからのさらなる課題の深掘りや、提案がスムーズになります。
もし共有が可能な場合、ぜひ事前に共有ください。
資料 | 目的 |
①業務フロー図 (導入部署) | ・Drawerの活用シーンの議論を、円滑に進めるため ・キャディ側でも活用シーンの仮説を立案するため |
②組織図 (関係部署) | ・隣接部署との連携方法等を把握するため ※提供が難しい場合、定例会の中、おおよその組織の構成についてお伺いします。 |
登録するデータの範囲を選定する
ここまでで検討してきました想定される活用方法を実現するために、CADDi Drawerに登録されている必要がある、図面データおよび発注データの範囲を、決定していきましょう。
詳細は、「スタートブック_初期設定編」をご参照ください。
利用開始までのスケジュールを決定する
ここまでで、CADDi Drawerの利用開始後、成功するための、土台を固めてきました。
CADDi Drawerの利用を開始するまでには、「初期設定」と呼ばれる、環境構築のために必要な準備があります。
※初期設定の中で必要となる具体的な実施事項は、「スタートブック_初期設定編」にてご説明いたします。
以下のスケジュールを設定していきましょう。
キックオフ日程
図面および発注実績をキャディへ提出する日
図面および発注実績の取得項目を決定する日
これらの日程から、利用開始日が自ずと決まってきます。
「立ち上げ準備編_ワークシート」の「直近のスケジュール」に、キックオフ日程、図面および発注実績の提出完了日)、利用開始日を書いてみましょう。
初期設定を進める
ここまで準備が整いましたら、CADDi Drawerの環境を構築するための、初期設定を行っていきましょう。
別紙「スタートブック_初期設定編」を読みながら、準備を進めていきましょう。