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パフォーマンス分析指標 - ディスポジション(保有時間比率)

ディスポジションの測定(トレードに費やす時間)と理解

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Written by Marise Gaughan
Updated over 2 years ago

ディスポジションとは、勝ちトレードと負けトレードに費やす時間の長さを表し、次のように計算されます。

例えば、勝ちトレードの平均時間が15分、負けトレードの平均時間が30分であれば、ディスポジションは0.5となります。

ディスポジションが1.00未満の場合、勝ちトレードに費やす時間が負けトレードに費やす時間よりも少ないことを示しています。これは、勝ちトレードがあまりにも早く決済されているか、負けトレードがあまりにも長く放置されている可能性を示唆しています。

「ディスポジションの推移」では、ディスポジションがどのように変化したか、また、目標値にどの程度到達できたかを示しています。

「勝敗別のポジション保有期間」は、勝ちトレードの時間と負けトレードの時間を分けて表示しています。

このチャートは、ディスポジションの推移に大きな変化がある場合に使用し、その違いが非常に長い間負けトレードに留まっていたことによるものか、それとも多くの勝ちトレードをすぐに決済したことによるものかを理解することができます。

傾向に大きな行動パターンの変化がある場合は、それが異なる銘柄の状況に関連しているかも確認してください。なぜなら、より変化の激しい市場では、負けトレードを閉じたり、勝ちトレードに長く留まったりする規律が低くなる可能性があるからです。

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