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規律を守るためのルール

日次損失限度を決める

Yulia Plaksina avatar
Written by Yulia Plaksina
Updated over 2 years ago

① 各取引の損失限度

まず、各トレードについて説明します。取引損失限度額は、1回のトレードでリスクを負う最大値を表します。よほど経験豊富で実績のあるトレーダーでない限り、口座全体の残高の1%または2%程度にする必要があります。

この理由は、1回のトレードで多くを失うことがないようにするためと、過去の成功やパフォーマンスの低下に応じてリスクレベルを調整するためです。

次に、目標として設定したリスクリワードに応じて、各勝ちトレードで目標とする利益目標を計算します。

損失限度を変更した場合、モニターでは常に目標利益を再計算し、リスクリワードの目標が守られていることを確認します。

② 日次損失限度

各取引日の損失限度を設定することで、市場が不安定な場合、早期にトレードを終了することができ、それによって次の日のトレードのために資金を保護することができます。

口座残高の何パーセントかの限度額を設定すれば、連敗が続くと自然に規模が小さくなり、より長く取引を続けられるようになり、より多くの経験を積むことができます。また、利益の出る日が続くと、自然にサイズが大きくなり、それによってリスクのサイズを大きくし始めることができます。

この例では、1万米ドルの口座で500米ドルの損失を限度額とした場合と、開始残高の5%を使用するトレーダーを比較した場合の影響を示しています。

仮に20日間連続で損失を出したとすると、500米ドルで固定した損失限度額の口座はゼロになります。しかし、5%で設定した口座では、3倍以上長く取引を続けることができます。

同様に、連勝している場合、複利の力により、パーセントで設定した口座では、残高が大幅に増加します。

口座残高の5%を、その日の損失限度とすることをお勧めします。このレベルは自由に設定することができます。トレードを開始する前に設定を行い、逆指値や指値の設定を調整しましょう。

③ ポジション数限度

保有ポジションの上限は、保有できるポジションの最大数を設定します。特に初心者の場合、このレベルを低く保つと多くの利点があります。

まず、複数の市場が同時に動くと、非常にストレスが溜まり、動きの激しい市場で圧倒されやすくなります。さらに、多くの金融商品は互いに非常に密接な相関関係があるため、複数のポジションを持つことは、1つの大きなポジションを持つことと同じになる可能性があります。そのため、通常よりも大きな損失を被る可能性があります。

当社では、ポジション数限度を3つに設定することをお勧めします。この設定はいつでも変更することができます。

ここでは、損失を出しているトレーダーが、1つのポジションに集中すると利益を上げている様子を見ることができます。

④ 許容連敗数

もちろん計画通りにやっても、トレードで負けが続くことがあります。

これは、市場の状況や戦略が悪いのが原因かもしれません。

理由は1つではないと思いますが、連敗は高いレベルのストレスを引き起こし、規律に欠ける行動を起こしやすくするため、注意が必要です。。

心理的にも、連敗は感情的で非合理的なトレードの引き金になり得ます。この機能を活用して、トレードの規律を守るようにしましょう。

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