本ヘルプページは、オーダーセットのフォルダラベルの作成・活用についてご案内します。
操作方法に関しては、【カルテ】オーダーセットの検索・絞り込み機能について をご参照ください。
ラベルを使うと何ができるのか
ラベルをオーダーセットのフォルダに付与すると、フォルダをラベルで絞り込めるようになります。
処置行為グループ(投薬・注射・検査など)のフィルタやキーワード検索と組み合わせることで、目的のセットをよりスムーズに見つけることができます。
例:「整形外科」ラベルを選択 → 整形外科フォルダだけ表示 → さらに「画像」タブを選択 → 整形外科のレントゲン関連のセットに絞り込みできる
特に便利にご利用いただける医療機関様
複数診療科をもつ医療機関様
フォルダの数が多く、セットを探すのにスクロールが何度も必要な医療機関様
ラベルの仕様
項目 | 内容 |
ラベル名の文字数 | 8文字以内 |
作成できるラベルの上限 | 25個 |
1つのフォルダに付与できるラベルの上限 | 4個 |
複数ラベルを同時に選択したときの動作 | AND検索(選択したラベルがすべて付いたフォルダのみ表示) |
ラベルの作成・編集・削除 | マスタ管理権限を持つスタッフのみ可能 |
フォルダへのラベル付与 | 全スタッフが可能 |
ラベルの設計手順
Step 1:現在のフォルダの整理方法を確認する
現在、どのような基準でフォルダを分けているかを確認してください。
以下のようなフォルダを横断してまとめられる「軸」がある場合は、ラベルの作成をご検討ください。
診療科(内科・整形外科・小児科など)が複数あり、診療科をまたいでフォルダが存在している
疾患(高血圧・糖尿病・上気道炎など)ごとにフォルダを分けている
部位(腰・膝・肩など)ごとにフォルダを分けている
年齢区分・体重区分(乳児・幼児・12kgなど)でフォルダを分けている
往診・健診・予防接種など、診療の種別でフォルダを分けている
Step 2:ラベルにする軸を選ぶ
ラベルは、複数のフォルダを束ねるための「上位概念」です。 「診療科」「疾患」「部位」「年齢区分」など、医療機関独自の分類軸を表現してください。
ラベルの数は5~10個程度(最大20件)とし、どのスタッフでも使いやすい整理されたラベル運用を検討いただくようお願いします。
💡フォルダ名のルールをラベルに活用しましょう
フォルダ名の先頭に「02_整形」「03_皮膚科」のような番号や、「小児_5kg」のようなキーワードを付けて管理されている場合、その分類ルール自体がフォルダを束ねる「上位概念」と言えます。
この「整形」「皮膚科」「小児」といった分類をラベルとして作成・付与することで、フォルダの番号順を気にすることなく、関連するフォルダだけを瞬時に絞り込むことが可能になり、検索性が格段に向上します。
推奨しないラベル
スタッフ名でのラベル作成
例:「田中先生」「佐藤先生」「鈴木先生」
理由:
1フォルダに付与できるラベルは最大4件であり、スタッフ数が4人を超えると上限に達してしまいます
スタッフの入退職でメンテナンスが必要となります
ラベルは個人単位ではなく、「どのスタッフでも共通で利用できる分類」という位置付けで作成をお願いいたします
処置行為グループと重複するラベル
例:「投薬」「検査」「画像」「診察料」
理由:
投薬・注射・検査などの処置行為グループは、システムが自動で判別してフィルタリングするため、ラベルを付ける必要はありません。
それ以外の軸(診療科・疾患・部位など)をラベルとして設計してください。
Step 3:ラベル名を考える
短く、院内のスタッフ全員が見て意味が分かる名前にしてください。
良い例:「内科」「高血圧」「膝」「乳児」「往診」
避けた方が良い例:「内科の薬一覧」(長すぎる・8文字を超える)
Step 4:フォルダにラベルを紐付ける
作成したラベルをフォルダに付与してください。1つのフォルダに最大4個まで付与可能です。
💡ヒント:全フォルダに一度にラベルを付ける必要はありません。よく使うフォルダや探すのに時間がかかるフォルダから少しずつ付けていくだけでも効果があります。
分類軸の選び方と具体例
診療科ラベル
こんな医療機関におすすめ:複数の診療科を持つクリニック
ラベルの例:内科、整形外科、小児科など
使い方:「整形外科」ラベルを選ぶと整形外科フォルダだけに絞り込めます。さらに「注射」タブを選ぶと「整形外科の注射セット」まで一気に絞り込めます。
疾患ラベル
こんな医療機関におすすめ:おおまかな疾患×処置別に細かくフォルダを整理している内科・総合診療科
ラベルの例:アレルギー、インフルエンザ、上気道炎など
使い方:「アレルギー」ラベルを選ぶと、アレルギーに関連する処方・検査フォルダをまとめて表示できます。そこから処置行為グループで絞り込むと、目的のセットにすばやくアクセスできます。
部位ラベル
こんな医療機関におすすめ:整形外科・皮膚科など、部位別にフォルダを整理しているクリニック
ラベルの例:腰、膝、肩など
使い方:「肩」ラベルを選ぶと、肩に関する注射・処方・リハビリ・画像のフォルダがまとめて表示されます。
年齢区分ラベル
こんな医療機関におすすめ:小児科など、年齢・体重でセットを分けているクリニック
ラベルの例:乳児、幼児、小児など
使い方:「幼児」ラベルを選択すると幼児向けフォルダだけに絞り込めます。そこから「投薬」タブを選べば、幼児の投薬セットだけが表示されます。
その他のラベル例
医療機関の運用に合わせて自由に設計できます。
分類 | ラベル名の例 | 使いどころ |
保険区分 | 「労災」「自賠責」 | 保険別にセットフォルダを分けている場合 |
対応種別 | 「往診」「健診」「予防接種」 | 診療種別でフォルダを整理している場合 |
職種 | 「看護師」「PT」「受付」 | 職種ごとにフォルダを分けてセットを整理している場合 |
よくある質問
Q. 全フォルダにラベルを付けないといけませんか?
A. いいえ。ラベルを付けていないフォルダは、従来通りスクロールして使えます。
必要に応じてラベル付与を検討してください。
Q. 1つのフォルダにセットがたくさんあり、スクロールが大変です。ラベルで解決できますか?
A. ラベルはフォルダを絞り込む機能のため、フォルダ内のセット数が多い問題の直接的な解決は難しい場合があります。
その場合は、まずフォルダをより細かく分割することをご検討ください。例えば、「内科処方」フォルダを「内科_高血圧処方」「内科_糖尿病処方」のように分けることで、1フォルダあたりのセット数を減らし見つけやすくなります。その上でラベルを活用いただくと、さらに効率的にセットを探せるようになります。
Q. 「投薬」「注射」「検査」などのラベルを作った方がいいですか?
A. 必要ありません。処置行為グループ(投薬・注射・検査など)はシステムが自動で判別するため、ラベルとして作る手間は省けます。
Q. 1つのフォルダに同じ分類軸のラベルを複数付けられますか?
A. 付けることはできますが、あまりおすすめしません。たとえば「高血圧」と「糖尿病」を同じフォルダに付けると、「高血圧」で絞り込んだときに糖尿病のセットも含むフォルダが表示されてしまいます。フォルダ自体を疾患別に分けることを検討してください。
Q. ラベルを削除するとどうなりますか?
A. 削除したラベルが付いていたフォルダから、そのラベルが外れます。フォルダやセットは削除されません。
Q. ラベルの名前を後から変えられますか?
A. はい、いつでも変更できます。変更はそのラベルを付与しているフォルダにも即時反映されます。
Q. ラベルで絞り込んだとき、ラベルが付いていないフォルダはどうなりますか?
A. 表示されなくなります。ラベルで絞り込み中は、選択したラベルが付いているフォルダのみが表示されます。
Q.ラベルが増えてきました。特定のラベルを目立たせたり、探しやすくしたりする方法はありますか?
A.はい、ラベルの視認性を上げるために、以下の機能がありますのでご利用ください。
・ラベルの分類ごとに色をつける
・ラベルの並び順を変更する
