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【カルテ】AI文書アシスト機能:ご利用マニュアル

対応者:伊藤

本ページでは、AI文書アシスト機能をお使いいただく際の具体的な操作手順についてご案内いたします。

1. 機能概要

AI文書アシストは、CLINICSカルテに蓄積された患者情報・診療履歴をAIが自動的に参照し、診療情報提供書(紹介状)などの医療文書の下書きを自動生成する機能です。

カルテ画面上で文書作成から印刷まで完結でき、必要な情報を探す手間や手動入力の負荷を大幅に軽減します。

⚠️ 生成AIの性質上、不正確な情報が含まれる可能性があります。生成内容は必ず医師の判断のもとでご確認・修正のうえご活用ください。

2. 作成手順

STEP 1 文書作成画面を開く

  • カルテ画面の「書類」タブを開きます。

  • 「文書作成」▶「診療情報提供書」を選択します。

  • 「新規作成」ボタンをクリックします。

STEP 2 文書作成モーダルで設定する

「新規作成」をクリックすると、画面中央に診療情報提供書の作成画面が表示されます。以下の項目を設定します。

① 傷病名

「選択する」から登録済みの傷病名を選択するか、直接入力します。

② AI参照情報

AIに参照させるカルテ情報を選択します。

患者基本情報・当日の主訴所見・当日の処置行為は必須項目のため変更できません。それ以外の項目を必要に応じて選択してください。

※選択したAI参照情報と文書フォーマットに関する指示はブラウザ単位で保持されます。患者を切り替えても選択内容は消えません。

カルテに記載されていない補足情報がある場合は、画面下部のテキスト欄に入力します。(例:問診の結果、患者の家族情報など)

※補足情報は次回には引き継がれません。毎回入力が必要です。

③ 文書フォーマットに関する指示(任意)

文体・構成・強調したい観点など、書き方に関する希望がある場合は入力します。

詳細は、7. 文書フォーマットの指示例をご確認ください。

※設定した内容は次回以降の文書生成にも引き継がれます。

設定が完了したら「AIで下書きを作成」ボタンをクリックします。生成完了まで30〜45秒程度かかります。

⚠️ 「手動で下書きを作成」を選択した場合、AI生成は行われず空白のフォームが表示されます。

STEP 3 生成結果を確認・修正する

生成が完了すると、画面右側に文書フォームが表示され、AIが作成した内容が入力された状態になっています。

  • AIが生成した箇所はAIアイコンで識別できます。内容を確認し、必要に応じて修正してください。

  • カルテから特定できない情報(紹介先の詳細など)は手動で入力してください。

  • 「再生成」ボタンから設定を変更して再度生成することもできます。再生成はクレジットを消費しません。

STEP 4 作成・印刷する

  • 「印刷プレビュー」ボタンからPDFの内容を確認できます。

  • 「下書き保存」をクリックすると下書き状態で保存されます。後から編集が可能です。

  • 「作成」ボタンをクリックすると確認画面が表示され、承認後に作成済みステータスに移行します。

⚠️ 「作成」で確定した文書は再編集できません。内容を確認してから作成してください。

3. AI参照情報について

項目名

詳細

患者基本情報 ※必須

患者様の氏名などの基本情報です。選択はできず固定項目となります。

当日の主訴所見 ※必須

当日の診察における主訴・所見の情報です。選択はできず固定項目となります。

当日の処置行為 ※必須

当日の診察における処置・行為の情報です。選択はできず固定項目となります。

傷病名

傷病名タブ > 傷病名の情報です。

既往歴

傷病名タブ > 既往歴の情報です。

アレルギー

副作用タブ > アレルギーの情報です。

禁忌薬

副作用タブ > 禁忌薬の情報です。

副作用薬

副作用タブ > 副作用薬の情報です。

常用薬

副作用タブ > 常用薬の情報です。

投薬

投薬タブの情報です。

過去の診療記録

診察タブに記録されている過去の診察履歴の情報です

測定値

測定値タブの情報です。

検査結果

検査タブの情報です。

問診

問診タブの情報です。

患者メモ

メモタブ > 患者メモの情報です

サマリ

サマリタブの情報です。

4. 消費クレジットについて

文書の生成には以下のクレジットを消費します。クレジットの消費は「AIで下書きを作成」「再生成」「下書き保存」では発生しません。「作成」ボタンで内容を確定したタイミングで消費が発生します。

※「手動で作成」を行なった場合は、クレジットは消費されません。

モード

消費クレジット

適用条件

通常モード

20cr/回

通院歴が標準的な患者様の文書生成

Deepモード

40cr/回

通院歴の長い患者様の文書生成(目安:診療履歴がおおよそ20件以上)

※ Deepモードの適用条件は、主訴および所見の記載量や、検査・オーダーの件数によって変動いたします。なお、文書作成の際にDeepモードが適用されるか否かにつきましては、画面上にメッセージが表示されます。

💡 期間限定キャンペーン(〜2026年9月30日)
通常40crかかるDeepモードが、2026年9月30日まで通常モードと同じ20crでご利用いただけます。ぜひこの機会にお試しください。

5. 文書のステータスについて

ステータス

説明

下書き

作成途中の状態。編集・再生成が可能。印刷は不可。

AI生成中

AIが文書を生成している状態。

AI生成失敗

生成に失敗した状態。「再生成」ボタンからリトライできます。

作成済み

確定済みの状態。印刷が可能。再編集は不可。確認・複製は「書類」タブから可能。

6. 便利な機能

紹介目的・紹介先医療機関の履歴保持

「作成」ボタンで文書を確定したタイミングで、紹介目的と紹介先医療機関の情報が自動保存されます。次回以降は履歴から選択して1クリックでフォームに反映できます。

紹介先医師名への敬称設定(脇付け)

「御侍史」「侍史」「御机下」「机下」「様」「記載しない」から選択できます。選択した敬称は次回以降も引き継がれます。

備考テンプレート機能

文書作成画面右上の「設定」から、医療機関共通の設定を管理できます。設定は、医療機関管理権限が付与されているアカウントのみで可能です。

【備考テンプレートを作成する】

診療情報提供書の「備考」欄に反映する定型文を登録しておくことができます。登録したテンプレートは、備考欄にある「テンプレートを反映」ボタンで呼び出せます。

文書の複製

作成済みであれば、「書類」タブ → 文書作成 → 診療情報提供書と進むといつでも過去の文書を確認・複製できます。

7. 文書フォーマットの指示例

「文書フォーマットに関する指示」欄に以下のような指示を入力することで、生成結果をカスタマイズできます。

例①:紹介目的に定型文を挿入し、症状経過をひとかたまりの文章として出力する場合

【共通】
略語は正式名称にする。
記録にない情報は創作しない。記録がない項目は行ごと省略する。
「また」「そして」の多用、「〜という結果でした」等の表現は使わない。
文体は「です・ます」調を基本とし、所見・経過は「〜あり」「〜を認める」等の簡潔な表現を用いる。

【紹介目的】
紹介の目的に応じて以下から適切な定型文を選択し、そのまま記載する。
・職場復帰・復職支援の場合:「復職にあたり当院での診察情報を提供させていただきます。」
・専門医への紹介・精査依頼の場合:「上記について御高診御高配のほど宜しくお願いいたします。」

【病状経過及び検査結果】
経過は箇条書きを使わず、文章で簡潔にまとめる。
経過には症状の出現・受診・診察の事実を書き、病名の登録日を経過として記載しない。

例②:症状経過を項目ごとに出力する場合

【共通】
略語は正式名称にする。
記録にない情報は創作しない。記録がない項目は行ごと省略する。
文体は「です・ます」調を基本とし、所見・経過は「〜あり」「〜を認める」等の簡潔な表現を用いる。

【紹介目的】
紹介先への依頼内容を簡潔に1〜2文で記載する。

【病状経過及び検査結果】
以下の構成で出力する。
主訴:(受診理由となった症状・訴え)
経過:(発症から受診、当院での診療経過を時系列で記述)

8. AI生成項目と手動入力項目について(仕様と制約事項)

AIによる文書の自動作成では、AIが自動で生成できる範囲と、医師が手動で調整・入力が必要な範囲が明確に分かれています。「文書フォーマットに関する指示(プロンプト)」で詳細な指定をしても、AIでは対応できない項目がありますので、以下の区分をご確認ください。

項目別:AI生成の可否一覧

項目名

AI生成

備考

紹介先情報(医療機関・診療科・医師名)

×

手動入力が必要です。※AIは紹介文の構成材料として利用します。

患者の職業名

×

手動入力が必要です

傷病名

×

手動入力が必要です。AIによる表現の調整は行われません。

紹介目的

AIが紹介意図や依頼内容を自動で起案します。

既往歴及び家族歴

カルテ情報に基づき、AIが自動的に構成します。

症状経過および検査結果

主訴・検査・診療の流れをAIが一括して要約します。

投薬

現在の処方内容をAIが自動出力します。

備考

×

手動入力が必要です。テンプレート活用も可能です。

※ 「×」の項目は、AIが指示内容を反映できません。お手数ですが、文書フォーム上で直接調整してください。

9. ご利用にあたっての留意事項

  • 本機能のご利用には診察権限が必要です。

  • AI生成の結果はカルテに登録されている情報をもとに作成されます。未入力の項目は参照されません。

  • 作成済み文書は「書類」タブ → 文書作成 → 診療情報提供書から、いつでも確認・複製が可能です。

  • 文書の確定後は再編集ができません。印刷プレビューで内容を十分ご確認のうえ確定してください。

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