本ページでは、オンラインで返戻が来ている場合のオンライン再請求方法についてご案内します。
▼オンラインによるレセプト再請求方法
動画にてご案内しておりますので、ご視聴くださいませ。
下図は、返戻レセプト作成〜提出までの流れを示したものです。
1.再請求手順
💡事前準備
再請求するためには、事前にORCAへ返戻データを取り込む必要がございます。
返戻内容については、レセ電ビューアにてご確認ください。
1.再請求手順
(1)カルテより返戻のあった患者のカルテ内容を編集します。
(2)カルテ内容を編集後、会計を回し直しします。
※レセプトに修正内容を反映をさせるには、カルテ内容編集後、以下の4つのステップを踏む必要があります。
① 会計画面に入る
②「カルテ内容を反映」をクリック
③ 修正内容が反映されたことを確認し「請求へ」をクリック
④「確定する」で会計修正を完了させる
(3)ORCAの【42 明細書】より個別作成を行います。
※個別作成の手順につきましては、【カルテ】レセプトの個別作成を行うをご参照ください。
(4)次にORCAの【43 請求管理】を開きます。
(5)「診療年月」と「患者番号」を入力し、[Enter]を押します。
※[Enter]を押さないと”対象のレセプトは存在しません”とエラーになるため、ご注意ください。
(6)「請求年月」「返戻年月」を入力し、チェックボックスをクリックして紐付けを行い、[登録]ボタンより登録を完了させます。
💡請求年月・返戻年月・診療年月とは
例:令和3年3月に診療しているレセプトが、令和3年4月に返戻があり、5月診療分と一緒に再請求する場合
・請求年月:R3.5(何月診療分と一緒に提出するか)
・返戻年月:R3.4(返戻が来た年月)
・診療年月:R3.3(診療を行った年月)
(7)上記の手順で返戻データの紐付け(再請求設定)が完了します。
上記手順を実施後、カルテから請求月のレセプトを出力(再出力)してください。
※紐付けされた返戻データは、「請求年月」で指定した年月の提出用レセプト電算ファイル(UKEファイル)に組み込まれ、一緒に提出されます。
💡ORCAへ取り込んだ返戻情報を確認する方法
・画面下部にある「返戻確認」をクリックすると、取り込んだ返戻情報が表示されます。
2.保険請求先が異なり返戻となった場合の操作方法
保険請求先が異なり返戻となった場合、変更後の保険請求先へは一度も請求していないため「月遅れ請求」の操作をお願いいたします。(操作手順は、【カルテ】月遅れ分を一緒に請求するをご参照ください。)
例:国保(社保)から返戻あり→社保(国保)へ請求する場合
・オンラインで返戻あり、オンラインで請求する
【43 請求管理】は、診療年月・患者番号・請求年月を入力。
(返戻年月と返戻有のチェックは不要)
💡補足
オンラインと紙で返戻あり、紙で再請求する場合も同様の操作となります。
オンラインで返戻がある(返戻データ取り込み済み)場合、右上「返戻データあり」は継続して表示されます。
⚠️注意事項
紐付け後(【43 請求管理】にて「請求年月」等を登録した後)に個別作成や該当の診療年月のレセプト一括作成を行うと紐付けが解除されるためご注意ください。
カルテの修正が発生した場合は、修正後に再度個別作成からやり直ししてください。
レセプト提出後に提出用レセプトの「出力」を押した場合は、実際に提出したレセプトと、カルテで表示される提出用レセプトPDFが異なっている可能性がありますので、レセプト提出後は、提出用レセプトの「出力」はクリックしないようご注意ください。
紐付けを行った返戻データは、提出用レセプトと共に電子レセプト(UKEファイル)に記録されますが、総括表には表記がされません。
紐付けしたレセプトがUKEファイルに入っているか確認する際は、提出用UKEファイルをレセ電ビューアでご確認ください。
カルテで作成されたレセプトPDFには対象患者のレセプトは表示されません。ご留意ください。
オンライン請求画面の操作方法がご不明な場合は、社会保険診療報酬支払基金より提供されている操作手順書をご確認ください。
ご不明な点などございましたら、CLINICSカルテチャットサポートデスクまでお問い合わせ下さいませ。
チャットサポートデスクへは、受付一覧画面・カルテ入力画面左下の吹き出しアイコンを押していただき、「メッセージを送信」よりお問い合わせください。