2020年3月25日(水曜日)にリリースする機能は下記9点です。
1.ステータスに「診察中」を追加
診察当日において、「診察開始」ボタンをクリックしてから「診察終了」ボタンをクリックするまでは、受付一覧画面のステータスが「診察中」と表示されるように変更します。
なお、過去カルテを作成する場合は、カルテを作成すると「診察待ち」ステータスを挟まず直接「診察中」ステータスとなります。
2.「診察開始」ボタンをカルテ画面に移動
「診察開始」ボタンをカルテ画面に配置させます。また、従来の「診察する」ボタン(受付一覧画面)を「カルテ表示」へと名称変更し、こちらのボタンからは診察開始されないようにします。
これまで、「患者氏名」からカルテを開いた場合は事前編集モード、「診察する」ボタンからカルテを開いた場合はカルテを開いた上で診察開始、という動作となっていたことで診察開始前に「診察する」ボタンを誤って押してしまい診察開始時刻が記録されることが指摘されていました。
本改修により、「患者氏名」からカルテを開いた場合も「カルテ表示」ボタンからカルテを開いた場合も一旦事前編集モードでカルテが表示され、「診察開始」ボタンを押すことでどちらからカルテを開いた場合も診察開始することが可能となります。
また、担当医変更のボタン位置も、画面右上から、診療科目の右隣に変更されます。
[診察開始ボタン]
[カルテ表示ボタン]
3.検査結果画面のデザインを更に修正
先週のリリースにて検査結果画面のデザインを変更しましたが、今週も2点変更いたします。
①検査結果詳細画面の開き方を変更
[変更前]
鉛筆マークをクリックすると検査結果詳細メニューへ遷移する
[変更後]
「▼マーク」>「検査結果詳細」をクリックすることで検査結果詳細メニューへ遷移する
②基準値と検査値の間に「単位」列を追加
4.医師がカルテ表示中の場合は受付一覧画面に「医師閲覧中」アイコン表示を表示
医師が患者カルテ画面を開いている場合、他端末(他アカウント)の受付一覧画面の「ステータス」左隣に聴診器マークが表示されるようになります。聴診器マークにカーソルを合わせると「医師閲覧中」と表示されます。
※この表示が出るのは、医師アカウントで患者カルテ画面を開いているときのみです。
5.期限切れの診療行為が登録された際にアラートを表示
診療報酬改定等により診察日時点で有効でない診療行為(廃止となる項目)は、オーダー画面で検索しても表示されません。
一方で、過去診療履歴からのDo、オーダー履歴からの選択、セット登録からの選択によってオーダーされてしまうケースは一定数存在します。
有効期限外の診療行為がオーダーされてしまった場合は、「保存」「診察完了」ボタンを押したタイミングで処置行為名の右側にアラートを表示するよう仕様を変更いたします。アラートマークにカーソルを合わせると「この診療行為は廃止されているため、正しい診療行為を選び直してください」と表示が出ます。
なお、ページを再読込すると、無効な診療行為は診療行為コードで表示されます。
[保存ボタン押下後(例:トロンボテストが無効になった場合)]
[画面再読み込み後(例:トロンボテストが無効になった場合)]
6.セット登録時で無効な診療行為をセットに登録した場合の表示を変更
上述の改修に伴い、セット登録時点で無効な診療行為をセット登録した場合、登録内容を小画面で確認する際に無効な処置行為は処置行為コードで表示されるよう変更いたします。
また、セット登録の編集画面にてアラートマークも表示させます。
[小画面の表示(例:トロンボテストが無効になった場合)]
[セット登録の編集画面(例:トロンボテストが無効になった場合)]
7.予約患者の保険証画像を受付一覧から登録すると正常に保険証画像を登録できない不具合を解消
予約された患者を受付した画面で保険証画像を登録しようとすると、保険証画像撮影登録画面に患者カルテ番号・氏名が表示されず、更に登録後カルテに保存されないという不具合が生じておりましたが本改修にて修正いたします。
8.決済履歴にて出力ボタン類を上部へ移動
決済履歴画面にて、決済履歴(csv)出力ボタンと収納日報(PDF)出力ボタンを画面上部に配置するよう修正します。
9.公費の自己負担上限額の登録画面にて「上限額の追加」ボタンを上部へ移動
公費の自己負担上限額登録画面にて、今まで最下部に位置していた「上限額の追加」ボタンを上部右側に配置するよう修正します。
上記に関してご不明点、お気付きの点などございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。