2020年4月29日(水曜日)にリリースする機能は下記6点です。
1.「在宅」グループのコメントが「レセプト摘要欄下部」に正しく反映されるように修正
オーダーに対するコメント追加画面には、「レセプト摘要欄下部に記載する」のチェックボックスが表示されていますが、チェックを付けてもコメントがレセプト摘要欄の下部に表示されない不具合が生じておりました。本改修により「レセプト摘要欄下部に記載する」のチェックボックスにチェックをつけてコメントを追加した場合は、レセプト摘要欄の下部にコメントが記載されるよう修正します。
※先週のリリースにて「診察」グループに対して本修正をリリースしております。
※今回のリリースでは「在宅」グループのみの修正を行っております。その他の診療グループにおいても同様に正しく表示されるよう、引き続き改修を予定しております。
[コメント追加画面]
[レセプト摘要欄]
2.公費の自己負担上限額に不正な値が表示される不具合を修正
患者基本情報の「公費情報画面」を表示する際に、別端末で同一患者のカルテを開いていると、自己負担上限額が登録されている患者であっても自己負担限度額が「未設定」と表示される場合がありましたので、正しい自己負担限度額が表示されるように修正します。
[公費情報画面]
3.会計でエラーとなり会計完了できない不具合を修正
これまで、カルテの内容に問題ない場合でも、会計データ作成処理の不具合により、以下のようなエラーが表示されて会計が完了できない場合がありました。
本改修にて、正常に会計データが作成され、エラーとならないように修正します。
[改修前のエラー表示]
4.「会計待ち画面」に「カルテの種類列」「診察内容列」を追加
複数のカルテタブを作成して診療した患者において、会計時にどのカルテタブの診察の会計なのか判断できるように、「会計待ち一覧」の「カルテの種類列」にカルテタブの名称を表示するように変更します。また、「会計待ち画面」にて診療行為の概要を把握できるように、「診察内容列」を追加し、診察履歴に表示されるオーダーマークと同じマークを表示します。
[会計待ち画面]
5.「会計済み一覧画面」に「保険組み合わせ」を表示
「会計済み一覧画面」の「保険列」に保険種別ではなく、会計時の保険組み合わせを表示するように変更します。
特定の保険組み合わせで会計処理された会計がどれなのか確認したい場合などに、「会計済み一覧画面」にて把握することが可能となります。
[会計済み一覧画面]
6.電子カルテデータのローカル端末へのダウンロードに対応
大規模災害等の緊急事態に対応できるような体制を整える「BCP対策」の一環として、電子カルテデータを医療機関のローカル端末へダウンロードできるよう対応いたします。
1回につき、最大7日分のカルテPDFをダウンロードすることが可能です。
[操作手順]
・「設定」>「データ管理」より、期間にて当日の日付を選択し、「出力」ボタンをクリックします。
・「出力ファイル」に表示されたファイル名をクリックしてお使いの端末にダウンロードします。(データ保存用のフォルダをご作成頂けますと幸いです)
・中身を確認する場合はzipファイルを展開してください
注意事項:
・運用方法として、毎日診療後に当日の1日分、お昼休み中に前日1日分の出力を行うなど、毎日1日分の出力をするとストレスなく処理ができます。
・診療後の時間帯は多くの医療機関様が出力し、サーバー負荷がかかり処理が遅くなることが予想されます。その場合は、なるべく日中などに時間をずらしてご対応いただくようお願いいたします。
上記に関してご不明点、お気付きの点などございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。