CLINICSカルテでは、大規模災害等の緊急事態に対応できるような体制を整える「BCP対策」の一環として、電子カルテデータ(カルテ1号用紙、カルテ2号用紙)を医療機関様のローカル端末へダウンロードできるよう対応しています。
本ページでは、カルテデータの出力・ダウンロード方法、および推奨する保存・活用方法についてご案内します。
1.出力・ダウンロード方法
・「設定」>「データ管理」より、対象期間と出力端末を指定して出力ボタンをクリックします。
💡出力端末について
ご利用されている端末のOSを指定してから「出力」ボタンをクリックしてください。
・カルテ2号用紙については、最大8日間分のデータを出力することが可能です。
例1)本日(2024/08/19)を起点に過去8日間分の2号用紙を出力する場合
例2)本日(2024/08/19)を起点に未来8日間分の2号用紙を出力する場合
※未来日に作成しているカルテをデータ出力することが可能です。
「受付待ち」「診察待ち」状態も出力可能です。
・9日間以上を指定すると出力エラーとなりますのでご注意ください。
・「出力ファイル」に表示されたファイル名をクリックしてお使いの端末にダウンロードします。(データ保存用のフォルダをご作成頂けますと幸いです)
・リッチテキスト機能(文字装飾機能)を利用して主訴・所見を記載した場合は、2号用紙にも反映されます。
※カルテ1号用紙、カルテ2号用紙のエクスポートが完了すると、
「医療機関管理」の管理権限がついているアカウントのメールアドレス宛に
CLINICS運営事務局より完了連絡が届くようになっております。
2.推奨する保存方法
・zipファイルのまま保存すると、PDFが検索対象にならないため、フォルダへ展開(解凍)した上で保存いただくことを推奨します。
フォルダの状態で保存いただくことでフォルダ内のPDFを探していただきやすくなります。
■Windows端末の場合
・任意の場所へzipファイル(「カルテ1号用紙.zip」「カルテ2号用紙.zip」)をダウンロードしてください。
・zipファイルを展開(解凍)し、フォルダの状態にして保存してください。
・フォルダ保存したら展開済みのzipファイルは削除していただくと、翌日以降に同作業を行った際に同一フォルダ内に最新のPDFファイルが追加・上書きされます。
・前日以前のzipファイルを残したまま新たなzipファイルをダウンロードするとフォルダ名称に数字が自動付与され別フォルダとして保存されてしまいます。
■Mac端末の場合
・任意の場所へzipファイル(「カルテ1号用紙.zip」「カルテ2号用紙.zip」)をダウンロードしてください。
・zipファイルを展開(解凍)し、フォルダの状態にして保存してください。
3.活用方法
・「カルテ1号用紙」「カルテ2号用紙」フォルダを保存しているフォルダ右上の検索窓から「カルテ番号」や「カナ氏名」で検索いただくと該当PDFが一覧表示されます。
※出力されるPDFはそれぞれ下記名称で出力されます。
出力データ | ファイル名称 |
1号用紙 | 「(カルテ番号)_(氏名)_カルテ1号用紙」.pdf |
2号用紙 | 「(カルテ番号)_(氏名)_(診察日)_カルテ2号用紙」.pdf |
💡注意事項
・出力後、12時間で出力ファイルが消えてしまう仕様のため、ダウンロードされるお時間帯にはご注意ください。
・1回につき最大8日分のカルテPDFをダウンロードすることが可能ですが、運用方法として、毎日診療後に当日の1日分、お昼休み中に前日1日分の出力を行うなど、毎日1日分の出力をすることをお勧めいたします。
・診療後の時間帯は多くの医療機関様が出力し、サーバー負荷がかかり処理が遅くなることが予想されます。その場合は、なるべく日中などに時間をずらしてご対応いただくようお願いいたします。
・データの保存先についてはNASサーバー、外付けハードディスクへの保存を推奨します。(※医療機関様にてご用意)
・1フォルダ内に大量のPDFが保存されるため、検索性向上のために年単位等で別フォルダを作成いただくことを推奨します。
💡参考ヘルプページ
患者様ごとのカルテデータを出力する方法につきましては、「【カルテ】患者個別にカルテを出力したい」をご参照ください。
ご不明な点などございましたら、CLINICSカルテチャットサポートデスクまでお問い合わせ下さいませ。
チャットサポートデスクへは、受付一覧画面・カルテ入力画面左下の吹き出しアイコンを押していただき、「メッセージを送信」よりお問い合わせください。