本ページでは、カルテ適応症・投与量チェック機能の概要および点検対象外となる診療行為等についてご案内します。
1.カルテ適応症・投与量チェック機能の概要
カルテ適応症・投与量チェック機能は、カルテ画面において『適応症チェック』『非適応症チェック』『投与量チェック』『投与日数チェック』の計4種類のチェックを行う機能です。
動画でのご案内もございますので、ご参考いただけますと幸いです。
▼【オプション】適応症チェック・投与量チェック(概要)
※本機能はレセプトチェックの「点検ルール」設定にある「適応症設定」「投与量設定」と同一の点検ルールに基づいて動作します。
●適応症チェック
処方されている医薬品もしくは処置行為に対して、適応症の登録の有無をチェックします。
●非適応症チェック
処方されている医薬品もしくは処置行為に対して、禁忌となる傷病名の登録の有無をチェックします。
●投与量チェック
処方されている医薬品の投与量について、投与量上限・投与量下限の超過の有無をチェックします。
●投与日数チェック
処方されている医薬品の投与日数について、投与日数上限の超過の有無をチェックします。
カルテ適応症・投与量チェックの点検ルールを変更する場合は、カルテ画面右上の「設定」>「レセプト」>「点検設定」>「点検ルール設定」>「適応症設定」もしくは「投与量設定」を選択し変更を行います。
※点検ルールの設定変更については、
【カルテ】[レセプトチェックオプション]点検(チェック)設定の変更方法を
ご参照ください。
2.点検対象外となる診療行為、傷病名、点検ルール
以下の診療行為、傷病名および点検ルールは点検対象外となります。
【全チェック共通】
診療行為
・自費項目
・「労災」「自賠責」「公務災害」のカルテタブに入力された診療行為
※上記カルテタブでは「点検」ボタンがクリックできない状態になっています。
点検対象は「医保」「自費」のカルテタブに入力された診療行為です。
・前カルテからの全ての移行データ(ORCA移行も含む)
・レセプトチェックの「点検ルール」にある「適応症設定」「投与量設定」において、点検対象チェックが外れている診療行為
※点検対象外に設定した場合は下図のようにチェックボックスが灰色になっています
点検ルール
・レセプトチェックの「点検ルール」にある「適応症設定」「投与量設定」以外の設定にある点検ルール
・レセプトチェックの「固定点検」にある点検ルール
【適応症/非適応症チェックのみ】
傷病名
・傷病名に追加した「修飾語」
・未コード化傷病名
・「労災・自賠責保険の種類」で労災保険等に紐づけた傷病名
診療行為
・診療行為コードに紐づいていない診療行為
(例:検査会社様のバッジがついた検査項目で”赤血球像”等算定なしの項目)
ご不明な点などございましたら、CLINICSカルテチャットサポートデスクまでお問い合わせ下さいませ。
チャットサポートデスクへは、受付一覧画面・カルテ入力画面左下の吹き出しアイコンを押していただき、「メッセージを送信」よりお問い合わせください。
(オーダー内容や点数に関しては、令和2年度診療報酬改定時の情報となります)