本ページでは、労災・自賠責の創傷処置を実施した際の入力方法をご案内します。
労災・自賠責の創傷処置に関しては、対象部位の数によって入力方法が異なります。
1.創傷処置の対象部位が1部位の場合
創傷処置を行った部位が四肢加算の対象部位かどうかによって入力方法が異なります。
(1)創傷処置を四肢加算の対象ではない部位に行った場合
・「労災項目を表示」にチェックを入れます。
・処置にて「労災」と検索します。
・「創傷処置(100cm2未満)(労災)」を入力してください。
2.創傷処置の対象部位が1部位もしくは2部位以上であり四肢加算率が同じ場合
(1)創傷処置を四肢加算(1.5倍、2倍)の対象部位に行った場合
・処置から「創傷処置(◯cm2)」を入力します。
(※この際は「労災項目を表示」にチェックをいれる必要はございません)
・「労災項目を表示」にチェックを入れます。
・処置にて「労災」と検索し、「労災(2倍)(処置)」もしくは「労災(1.5倍)(処置)」から該当のものを入力してください。
(例)
創傷処置100cm2未満で四肢加算1.5倍の場合は下記のようになり、会計画面では
52点×1.5倍で「78点」が表示されます。
💡注意事項:
・必ず創傷処置と四肢加算「労災(◯倍)」は同じグループで入力してください。
3.創傷処置の対象部位が2部位以上かつ四肢加算率が異なる場合
(1)処置した部位の処置面積が同じ場合
・「労災項目を表示」にチェックを入れ、処置にて「創傷処置」と検索します。
・表示される候補の中から、該当のものを選択します。
・該当のものの選び方については、下記の入力例をご参考ください。
(例)
・創傷処置100cm2未満で四肢加算1.5倍
・創傷処置100cm2未満で四肢加算2倍
どちらも100cm2未満のため「創傷処置1」となり、四肢加算が(1.5倍・2倍)と記載された項目を選択します。
(2)処置した部位の処置面積が異なる場合
(例)
・創傷処置100cm2以上500cm2未満で四肢加算なし
・創傷処置100cm2未満で四肢加算2倍
1部位は「創傷処置2」で四肢加算なし、もう一方の部位は「創傷処置1」で四肢加算2倍となるため、下記項目を選択します。
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