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【オンライン診療】オンラインセカンドオピニオンでの活用事例
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セカンド、オピニオン、セカオピ

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対応者:宗宮明希
一週間前以上前にアップデートされました

▼目次

オンラインセカンドオピニオンの概要

オンライン診療はこれまで、対面による慢性疾患の治療を補助するものとして、かかりつけ医機能の強化を主な目的に普及してきました。

一方で、患者やその家族が、特に専門的な治療を受ける際に納得して意思決定するために、専門性が求められる診療領域を中心として、オンラインによるセカンドオピニオンや医療相談を提供する医療機関が増えてきています。

▼ガイドラインにおけるオンラインセカンドオピニオンの位置づけ

オンラインセカンドオピニオンは、ガイドラインにおいて「オンライン受診勧奨」と位置づけられています。

健康医療相談と違い、患者個人の状態に対する診察行為が認められています。

オンラインセカンドオピニオンのメリット

▼患者側のメリット

  • 主治医以外の医師へ相談しやすくなることにより、病気や治療への理解と納得を深めることができる

  • 長距離移動をすることなく、自宅でリラックスした状況で医師の話を聞くことができる

  • 移動や宿泊にかかる費用が不要となる

  • 事前のオンライン問診に詳細に答えることで、対面では質問をしづらい内容も医師にしっかりと伝えることができる(問診票の設定が必要)

  • 入院中の患者の場合、病室からオンラインセカンドオピニオンを受けることで、ご本人が直接医師の説明を聞くことができる

  • 年齢や疾患により免疫が下がっている患者の外出による負担やリスクを軽減することができる

▼医療機関側のメリット

  • 長距離移動や長い待ち時間を患者に強いることがなくなる

  • 感染症対策として、来院が不安な患者でも安心して説明を受けてもらうことができる

  • 来院前提では来られなかった遠方の患者にも、セカンドオピニオンを提供できる

  • 患者の交通費がかからないことを踏まえた料金設定を行うことで、セカンドオピニオンの時間単価を上げることも可能

オンラインセカンドオピニオンの運用例

オンラインセカンドオピニオンの実施において、「診療情報提供書」を事前に提出いただく等の必要事項を周知するために、予約のための手順を医療機関様のホームページにわかりやすく掲載いただくことをおすすめいたします。

▼ホームページに掲載いただく内容の例

  • 現在おかかりの医療機関の主治医にセカンドオピニオンを利用したい旨を相談し、ご了解をいただく必要があること

  • 診療情報提供書(紹介状)を予約日の〇〇日前までに〇〇宛に郵送いただく必要があること

  • オンラインセカンドオピニオンを受診するためにはCLINICS(クリニクス)アプリのダウンロードが必要であること

▼参考医療機関ホームページ

▼診療メニューの作成例

診療メニュー名:オンラインセカンドオピニオン外来

診療メニュー紹介文:

他の医療機関を受診している患者さんを対象に、現在の診断・治療に関して当院の専門家が意見を提供し、ご自身の治療法を選ぶ際の参考にしていただくことを目的とした外来です。

受診される場合は、事前に診療情報提供書の送付が必須です。

料金は、30分〇〇円、30分超60分まで〇〇円(税込)です。

詳しくは当院HPをご確認ください。

▼オンラインセカンドオピニオンの患者案内のポイント

  • 医療機関ホームページのトップに、オンラインセカンドオピニオンのページへのリンクをわかりやすい場所に配置し、患者がアクセスしやすくする

  • 対面のセカンドオピニオンの希望者がいた場合、お住まいが遠方の場合などに、オンラインセカンドオピニオンを提案する

  • 関わりのある病院やクリニック等に、オンラインセカンドオピニオンを実施していることを告知する

オンラインセカンドオピニオンに関するインタビュー記事

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