本ページでは、災害により、窓口での一部負担金が「減額」(一部免除)となる患者が来院された際の登録方法についてご案内します。
減額となる公費の場合、減額の種類は以下の2種類ございます。
1.割合(◯割)免除となる公費
患者様の一部負担金より、設定した割合を差し引いた金額が請求金額として上がります。
例1:5割(50%)減額となる場合
例2:2.5割(25%)減額、患者負担は7.5割(75%)となる場合
(1)公費の登録方法
・「公費情報」登録画面にて、「960 減額(割)」を登録します。
(「負担者番号」「受給者番号」は未記入で問題ありません)
・自己負担上限額の上限額入力欄に、減額となる割合をパーセンテージで入力します。
(例1:5割(50%)減額の場合)「50」と入力します。
(例2:2.5割(25%)減額の場合)「25」と入力します。
(2)会計
・診察後、会計画面にて主保険を選択し、「請求へ」をクリックします。
※「減額(割)」の選択は表示されません。
・請求金額が本来の患者窓口負担額より設定した割合を引いた金額にて計算されます。
(例1:5割(50%)減額の場合)
保険合計点数288点、負担割合3割の場合
本来860円の請求となりますが、50%減額にて設定しているため、860円×50%=430円で計算されます。
(例2:2.5割(25%)減額の場合)
保険合計点数288点、負担割合3割の場合
本来860円の請求となりますが、25%減額にて設定しているため、860円×75%=650円で計算されます。
(3)レセプト表示
・レセプトの療養の給付欄には、主保険の一部負担金額欄に減額割合が記載されます。
(例1:5割(50%)減額の場合)
「減額 5割」と記載されます。
(例2:2.5割(25%)減額の場合)
「減額 2割5分」と記載されます。
2.金額(◯円)減額となる公費
患者様の一部負担金より、設定した金額を差し引いた金額が請求金額として上がります。
例3:減額となる金額が、一部負担金より少ない場合
例4:減額となる金額が、一部負担金より多い場合
(1)公費の登録方法
・「公費情報」登録画面にて、「961 減額(円)」を登録します。
(「負担者番号」「受給者番号」は未記入で問題ありません)
・自己負担上限額の上限額入力欄に、減額となる金額を入力します。
(例:「1000円」減額の場合)「1000」と入力します。
(2)会計
・診察後、会計画面にて主保険を選択し、「請求へ」をクリックします。
※「減額(円)」の選択は表示されません。
・請求金額が本来の患者窓口負担額より設定した金額を引いた金額にて計算されます。
(例3:減額となる金額が、一部負担金より少ない場合)
保険合計点数288点、負担割合3割の場合
本来860円の請求となりますが、「1000円」減額にて設定しているため、860円-1000円=0円で計算されます。
(例4:減額となる金額が、一部負担金より多い場合)
保険合計点数538点、負担割合3割の場合
本来1610円の請求となりますが、「1000円」減額にて設定しているため、1610円-1000円=610円で計算されます。
(3)レセプト表示
・レセプトの療養の給付欄には、主保険の一部負担金額欄に減額割合が記載されます。
(例3:減額となる金額が、一部負担金より少ない場合)
「減額金額 ◯円」と実際に減額対象となった金額分が記載されます。
(例4:減額となる金額が、一部負担金より多い場合)
「減額金額 ◯円」と設定した減額分が記載されます。
ご不明な点などございましたら、CLINICSカルテチャットサポートデスクまでお問い合わせ下さいませ。
チャットサポートデスクへは、受付一覧画面・カルテ入力画面左下の吹き出しアイコンを押していただき、「メッセージを送信」よりお問い合わせください。