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【カルテ】[電子処方箋]導入前の準備について(HPKIカード発行申請)
渡邊薫 avatar
対応者:渡邊薫
2か月以上前に更新

本ページでは「電子処方箋導入前の準備」についてご案内いたします。

弊社でのサービス提供は2024年夏頃を予定しておりますが、医療機関様にて事前準備を実施していただくことで、スムーズな導入・利用開始が可能となりますため、ご一読いただけますと幸いです。

【目次】

■電子処方箋の導入に向けた準備作業の詳細

本ヘルプページは、以下手引きの抜粋となっておりますため、詳細は以下のリンクとあわせてご確認ください。

【1.電子処方箋とは】

電子処方箋とは、「処方箋」を紙ではなく、デジタルデータで運用する仕組みです。

電子処方箋を導入する医療機関・薬局では、患者の同意のもと、電子処方箋の発行・受付や、調剤結果の登録・参照、処方・調剤情報を元にした重複投薬等チェック等を行うことができます。また、患者が自らの処方・調剤情報を閲覧することができます。

その他、リフィル処方箋への対応、口頭同意による重複投薬等チェック結果の閲覧、マイナンバーカードを活用した電子署名が可能です。

【2.電子処方箋導入前にご準備いただくもの】

電子処方箋を導入するにあたり、事前準備として、HPKIカードのご準備が必要となります。本ページでは、HPKIカードの申請のみについてご案内します。申請後、お手元に届くまでに時間がかかりますため、ご利用予定の医療機関様はお早めにご準備くださいませ。

【3. HPKIカードとは】

HPKIカードとは、医療福祉分野の公的資格(医師・歯科医師、薬剤師)を証明するための物理的なカードのことです。カードにはICチップが搭載されており、電子証明書が格納されているほか、電子署名などにも活用できます。HPKIとは「Healthcare Public Key Infrastructure」の略称で、日本語では「保健医療福祉分野の公開鍵基盤」と訳されます。

対象資格は、国家資格27種類と管理者等資格5種類です。電子処方箋やオンライン資格確認などの医療分野におけるICT化に対応するため、まずは医師、歯科医師、薬剤師資格での導入が始まっています。

【4. HPKIカードの発行申請】

電子処方箋の仕組みを利用するためには、電子署名が必須となります。

電子署名を行うための準備として、まずはHPKIカードの発行申請が必要です。

HPKIカードは、処方箋を発行する医師ごとに申請・取得する必要がございます。

既にお持ちの場合は、申請不要でございます。

こちらは発行申請からお手元に届くまで、最大2.5ヶ月かかるため、お早めの申請をお願いします。

〈HPKIカードをお持ちでいない方〉

💡注意

2024年9月時点、日本医師会ではICカード不足によりHPKIカードの新規発行を一時停止しています。

※2024年10月1日追記
MEDISへのHPKIカード発行申請が集中し、新規発行にお時間がかかっているようす。

MEDISへ直接HPKIカードの発行申請を行った場合、大幅な発行遅延や急遽発行停止となる可能性がありますので、ご注意ください。

以下のマイナポータルを経由して電子署名申請をしていただくことで、HPKIカードの発行及びマイナンバーカードを活用した電子署名の利用申請手続きが可能でございます。

(こちらの申請に限ってはマイナンバーカードを利用して電子処方箋を利用することができるため、同時にご依頼いただくHPKIカードの発行先としては日本医師会・MEDISのどちらを選択いただいても問題ございません。ただし、現時点ではHPKIカードの送付時期は未定でございます。)

※申請に係る費用やサービスの内容は、認証局によって 異なります。各認証局のホームページを確認し、比較 検討のうえ認証局を選択するようご注意ください。

マイナポータルから申請を行うことで、HPKIカードの代わりにマイナンバーカードを用いて電子署名の利用が可能になります。そのため、HPKIカードがお手元に届いていない状態でも、電子処方箋がご利用いただけます。

マイナポータルログイン後の申請フローについては、下記資料をご参照ください。(p10)

【5. お問合せ窓口】

電子処方箋の導入・HPKIカード申請に関するお問い合わせにつきましては、外部サイトでのお手続き等を含みますため、お手数おかけいたしますがチャットにてお願いできますと幸いです。スムーズなご案内ができるよう、ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

CLINICS医療機関テクニカルサポートデスク

営業時間:平日 9:00〜18:00

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