動画のアップロードが終わったら、次は外形を整えます。
動画の表示方法は下の3通りです。
Fill Fit Stretch
右のプロパティパネル、「リサイズ」 から動画の表示方法を選びます。
それぞれの表示方法の違いについて説明します。
❶ Fill(フィル)
動画を、動画レイヤの外形寸法一杯に広げます。
Fillの場合、その動画の元々のアスペクト比(縦横比)を維持したままレイヤ一杯に広げるので、
上下か左右のどちらかが見切れてしまいます。計算された演出なら有効な方法です。
❷ Fit(フィット)
動画のアスペクト比を維持したまま、縦か横どちらかの外形に合わせます。
Fitは、その動画の元々のアスペクト比(縦横比)を維持したまま、動画全体が動画レイヤ内に収まるように表示させます。Fillのように動画の1部が見切れることはありません。
➌ Stretch(ストレッチ)
動画を、動画レイヤの外形寸法に完全に合わせます。
Stretchは、動画を完全に動画レイヤの外形寸法に合わせる表示方法です。上の例を見るとわかるように、正方形の動画レイヤにしてしまうと、本来横長であるはずの動画が横だけ圧縮されて、正方形になってしまいます。もちろん、このままでも正常に再生しますが、横だけ縮小されるので人物などは細長いシルエットになってしまいます。実際にはかなり特殊な用途向きです。
よく使う組み合わせ:Fit + auto
上下(または左右)の余白を消すにはautoを組み合わせる。
動画レイヤの横か縦どちらかにFitさせると、上下か左右のどちらかに余白ができます。余白を消したい時には、動画の外形寸法で、縦方向をautoにして、元の動画のアスペクト比になるよう調整します。