フォルダ単位での公開範囲設定

一つ一つのドキュメントではなく、フォルダに公開範囲の制限をかけることができます。

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対応者:プライズ株式会社カスタマーサクセスチーム
一週間前以上前にアップデートされました

一つ一つのドキュメントではなく、フォルダに対して公開範囲の制限をかけることができ、公開範囲の制限をかけたフォルダの直下にあるドキュメントを作成する際に、そのフォルダの権限を引き継ぐことができます。フォルダとドキュメントの公開範囲制限の関係性について十分ご確認の上、ご利用ください。

【重要】はじめに ~公開範囲設定でトラブルにならないために~

  • フォルダとドキュメントの双方に公開範囲設定ができることにより効率的に公開範囲ができるようになる一方、公開範囲の全体像を把握しづらくなります。

  • 複雑な公開範囲設定は、本来公開範囲とするべきでないユーザーを公開範囲に含んでしまい、後からトラブルになるリスクを孕んでいます。

  • 複雑な公開範囲の多くは、「フォルダの公開範囲とドキュメントの公開範囲が異なる」ことによって生じます。機能としてはフォルダの公開範囲とドキュメントの公開範囲をそれぞれ設定できるようにしていますが、フォルダで公開範囲を制限した場合、配下のフォルダ・ドキュメントは原則として同一の公開範囲にすることで、トラブルを抑制することができます。

公開範囲設定の方法

フォルダ作成時に公開範囲を設定することができます。初期の設定は「非公開(自分及びOwner権限のユーザーのみ閲覧できる)」「組織全体に公開」から選択できます。

細かい公開範囲を設定したい場合、後述する「公開範囲の変更の方法」から詳細な公開範囲を設定してください。

公開範囲変更の方法

公開範囲を変更したいフォルダの右側にある、ドットが3つ並んだメニューボタンから変更できます。

「公開範囲を変更」をクリックします。

共有設定のポップアップが表示されます。公開範囲設定の方法はドキュメントと同様です。関連FAQ:公開範囲の設定をご覧いただき、設定してください。

設定が完了すると、フォルダの公開範囲が「限定公開」になります。

フォルダに公開範囲制限の設定をした場合、公開範囲に含まれていないユーザーはそのフォルダが表示されません。

ドキュメントと同様、Owner権限のユーザーは公開範囲が制限されているフォルダもアクセスすることができます。

フォルダ情報の表示

自身がアクセスできないフォルダ名は表示されません。

例)第1階層のフォルダと第4階層のフォルダの間に、アクセスできないフォルダが2つある場合のパンくず表示

また、ドキュメント詳細画面に表示される格納フォルダの情報について、直上のフォルダが非公開(自分がアクセスできない)場合、全て「ホーム」になります。

公開範囲が制限されているフォルダの中でドキュメントを作成

公開範囲を制限したフォルダの直下でドキュメントを作成すると、ドキュメント作成時のポップアップで選択する公開範囲の中に「フォルダの公開範囲」という選択肢が表示されます。こちらを選択してドキュメントを作成することで、フォルダと同じ公開範囲でドキュメントを作成することができます。これにより、毎回ドキュメント単位で公開範囲を設定する必要がなくなります。

  • 「フォルダの公開範囲」が適用されるのは直上のフォルダになります。

  • 【注意】フォルダの公開範囲とドキュメントの公開範囲は連動していません。後からフォルダの公開範囲を変更しても直下のドキュメントの公開範囲は変更されません。

  • ドキュメントの公開範囲と直上のフォルダの公開範囲が異なる場合、ドキュメントの公開範囲が優先されます。
    例)Aさんがアクセスできないフォルダの直下にAさんがアクセスできるドキュメントがあった場合...
      - ドキュメント一覧上での表示:フォルダにアクセスできないため、表示されません
      - ドキュメントのURLから直接アクセス:アクセス可能です
      - 検索機能による検索:ドキュメントにアクセス可能なので検索結果に表示されます

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