本マニュアルでは、名刺データの取り込み後「成功」の表示の後に「2が無視されました」などの表示がされた際にチェックするべき項目と対処法について説明しています。
流れとしては、
という2点が必要です。
「無視されました」に数が入ってしまうのは、いくつかのパターンが考えられますので以下で一つ一つ説明します。
行が無視された原因を探す
「有効なメールアドレスを入力してください」とメッセージが表示される場合
この場合は、名刺取り込み時のデータのメールアドレスの項目に不備があります。
よくある例
@がない
@が全角(半角のみ取り込みができます)
そもそもメールアドレス以外の項目が入力されている(電話番号など)
などを確認してください。
#◯と書いてある部分が該当の行番号です。
サロゲートペア文字が使われている場合
サロゲートペア文字が取り込みリストの行に含まれていると以下のメッセージが表示されます。
(1366, “Incorrect string value: ‘\\xF0\\xA1\\x88\\xBD’ for column ‘firstname’ at row 1”)
代表的な文字は「𠮷」「𦥑」「𠀋」「𥔎」などで、i:Salesでは読み込めない文字列のためエラーメッセージが表示されます。使われている場合には、他の漢字で代替するなどの対応をお願いします。
参考マニュアル:
サロゲートペア文字について詳しく▼(外部サイト)
「state」「都道府県」の列に「県」が入っていない場合
項目の「都道府県」(state)名に「県」や「府」が入っていない場合には以下のようなメッセージが表示されます。
(例) 都道府県 state の欄に「長野」と入力されていた場合(「県」が抜けていたため無視された)
2.元データの修正をし、再度取り込みを行う
無視された原因がわかったら、データの修正を行い再度取り込みを行います。
元データの修正
無視された行は取り込みが行われていませんので、元のデータを修正してもう一度取り込み直す必要があります。
エラーメッセージの
#◯と書いてある部分が修正の必要な行番号、その後に続く英数字が修正の必要な項目名とになっておりますので、該当の行について、元データを修正します。
※サロゲートペア文字が含まれている場合には、項目名が#のすぐ後でない場合もございます。
再取り込み
修正したら、もう一度取り込みを行いましょう。この時、
・失敗したものだけを再度アップロード
・修正済みのデータを含む元データごと、再度アップロード
どちらの方法でも問題ありません。
(メールアドレスが同じデータを再度取り込んだ場合、上書きで登録がされるため、2つ同じアドレスの見込み客がi:Sales上に作成されることはありません)
こちらに記載している以外にも、エラーになる原因がある場合がございます。
無視された原因が本マニュアルで特定できない場合にはチャットからお気軽にお問い合わせください。