i:Salesでは、基本的にメールはHTMLメールを使用していますが、詳細設定で「プレーンテキストバージョン」というものを設定することによって、HTMLメールを読み込めないデバイスでも、文字化けせずにメールを開くことができます。
ただ、フォームアクションの、「フォーム結果を送信」などフォームの回答内容を見込み顧客や社内に通知する際の項目は、テキストバージョンがHTMLでしか生成されないため、何らかの理由でHTMLが開かれないデバイスやチャットなどに送信する場合には、シナリオ機能を使う必要があります。通知メールを、シナリオの機能を介して送ることで、テキスト形式のメールを送信することが可能です。
本マニュアルでは、その場合の設定方法についてご説明します。
(例)
(HTMLメールが表示されない場合、メールで送信した際に、赤枠中のフォームの回答部分が表示されません)
手順
メール機能では、テキストメールに対応する形式の設定ができるため、メール機能を使って、フォームに入力された項目が反映されるようにインサートトークンの機能を使用したメールを作成します。その後、キャンペーンフォームを入り口としたシナリオを作成し、通知メールとして、作成したメールをセットすることで、フォームの回答を含んだテキスト形式の通知メールを送ることができます。
※フォームの回答項目が見込顧客項目に紐づいている場合のみ、シナリオを機能を使ってテキストメールを送信することができます
見込顧客項目の作成方法はこちら
1, メールの作成
★メール機能の基本マニュアルはこちら
①メールを新規作成し、該当のフォームにある、見込み顧客と紐づけている項目をインサートトークンで挿入します。この設定をすることで、フォームに入力された項目が後から通知メールとして送られてきます。
例)該当のフォーム回答項目が以下の場合
メールでも同じ項目を用意し、インサートトークンを挿入します。
完成したら、保存を押します。
②「詳細設定」で「プレーンテキストバージョン」の「自動生成」ボタンを押します。この設定をすることで、HTMLに対応していないメーラーやチャットでも文字が表示されます。
忘れずに保存を行ましょう
2. シナリオの作成
★シナリオの基本マニュアルはこちら
シナリオの新規キャンペーンで、「キャンペーンフォーム」を入力し、該当のフォームを選びます。
次に、「アクション」を選択し、「通知メール設定」をクリックします。
通知メール設定の画面で、「To」に送りたい先のアドレスを、「送信するメール」で先ほど1で作成したメールを選択します。
最終的に以下のようなシナリオになります。
右上の「適用」を押し、次の画面でシナリオ公開を「はい」に変えたら「保存して閉じる」を押します。
このような設定をすることで、フォームの回答についてもテキストメール形式で通知メールを送ることができます。
なお、シナリオ機能の特性上、同一フォームで二回以上同じアドレスで入力をした場合、メールは2回目以降送られませんのでご注意ください。