このマニュアルではマーケティングオートメーションにおける「シナリオ」について説明しています。
目次
シナリオとは?
みなさまが一般的に「シナリオ」と聞いてイメージするものは、映画や劇などで使われる台詞や脚本といったものではないでしょうか。
マーケティングオートメーションにおけるシナリオとは、
見込み顧客に対し、配信するメッセージやコンテンツを設定し、見込み顧客が特定の行動をした場合あらかじめ設定した行動を返す、というリードナーチャリング(見込み顧客の育成)を行うために作成するものです。
例えば、資料請求を行った見込み顧客に対して、さらに詳しい製品の資料や悩みの解決につながる情報の提供を繰り返していくことがシナリオに該当します。
見込み顧客の情報を整理し、購買意欲を育てていくものですが、そのためにはリードの心情や行動に寄り添ったシナリオをみなさまが自社の製品やサービス、ペルソナに合わせて作っていかなくてはなりません。
見込み顧客が購入や成約に至るまでの行動を想定し、それを実現するための筋書きをi:Salesを使用して作っていきましょう!
i:Salesを活用して作成できるシナリオ例は下記のようなものです。
メール配信後のシナリオ例
メールに記載されたURLをクリックして特定のページを閲覧した見込み顧客に、セミナーの案内を送る。
メールを開封した見込み顧客に、製品の活用方法や事例を記載した資料を添付したメールを送る。
メールに記載されたURLをクリックして資料ダウンロードがされた場合、見込み顧客の担当者に、資料をダウンロードした見込み顧客の姓名や会社名が記載された通知メールを飛ばす。
メールを開封しなかった顧客に、内容を変えて再度メールを送る。
フォーム送信後のシナリオ例
見込み顧客によってフォーム送信がされた場合、お役立ち資料を送る。
見込み顧客によってフォーム送信がされた場合、見込み顧客の担当者、あるいは特定のアドレス宛に問い合わせの通知メールを飛ばす。
見込み顧客によってフォーム送信がされた場合、見込み顧客に営業担当者を設定、あるいは担当者を変更する。
見込み顧客によってフォーム送信がされた場合、フォームの解答でAを選択した方にのみメールを送る。
見込み顧客によってフォーム送信がされた場合、見込み顧客をグループに入れてその方たちだけにセミナーのご案内詳細や当日のリマインドメールを送る
※シナリオ以外でもi:Salesのフォームで、送信後アクションとして設定できるものもございます。
マニュアルはこちら
i:Sales内の見込み顧客情報整理のためのシナリオ例
i:Salesのシナリオは、見込み顧客にメール配信を行うなどのシナリオ以外にも
i:Sales内の見込み顧客情報の整理のために使用することもできます。
特定の見込み顧客のランク・担当者などを一括で変更する
特定の見込み顧客をi:Salesから一括削除する
特定の見込み顧客を見込み顧客グループに一括追加・削除を行う
詳しいシナリオの作成方法は各種マニュアルをご用意しております。
ぜひご覧ください。