最終更新日:2025年10月14日
目次
この機能でできること(目的)
機能の概要と結果の確認先
操作手順(設定から給与計算まで)
ご利用上の注意点
1. この機能でできること(目的)
「社会保険料調整機能」は、システムが自動で算出した社会保険料に対して、過不足を調整したい場合にご利用いただけます。
過不足金として、調整額を登録できます。
登録された調整額は、給与計算と年末調整の計算に反映されます。
2. 機能の概要と結果の確認先
対象となる保険料(4種類)
健康保険
厚生年金保険
介護保険
雇用保険
調整結果が反映される帳票・機能
登録した過不足金は、以下の帳票や機能に反映されます。
給与明細:
確定した給与データからダウンロードできます。
過不足金として表示されます。
賃金台帳(年末調整):
過不足金登録時に入力した「社保追徴計上年月」の月分として計上されます。
社会保険料の合計金額に加算・減算されます。
💡年末調整機能は、派遣プランCをご契約のお客様のみご利用いただけます。
派遣給与CSV:
マスタ登録時に設定した項目のみ出力可能です。
3. 操作手順(設定から給与計算まで)
過不足の調整は、大きく分けて3つのステップで完了します。
3-1. 過不足金マスタを事前登録する
調整に使う過不足金の項目を、あらかじめマスタに登録します。
派遣タブ>マスター>過不足金設定へ進んでください。調整に必要な過不足金を支払の課税箇所に登録します。
※正(プラス)の数字を登録すると還付、負(マイナス)の数字を登録すると追徴することとなります。
「社保追徴対象」のチェックボックスにチェックをつけます。
「社保追徴対象」のプルダウンで、調整を行う保険料を選択します。
派遣給与CSVに出力したい場合は、「エクスポート設定対象とする」のチェックボックスにチェックを入れてください。
3-2. 勤怠画面で過不足金を登録する
調整したいスタッフの勤怠画面で、具体的な調整内容を入力します。
調整を行うスタッフの
勤退画面を開いてください。画面内の
「過不足金」のリンクをクリックします。過不足金入力画面へ移動します。マスター登録した過不足金を選択してください。
社保追徴として扱うため、以下の3点を設定します。
💡初期表示された登録内容は、手動での更新も可能です。
「社保追徴対象」のチェックボックスにチェックをつけます。
「社保追徴対象」のプルダウンで、調整を行う保険料を選択します。
「社保追徴計上年月」で、追徴を計上したい年月を選択します。
入力が完了したら
「登録」ボタンを押下します。
3-3. 勤怠と給与の締め処理を行う
登録した過不足金を、給与計算に反映させるための処理を行います。
勤退実績画面に戻ってください。
作成した過不足金にチェックをつけ、
「締め」ボタンを押します。調整したいスタッフの
スタッフ詳細画面へ移動します。「給与」のリンクをクリックし、給与画面へ進みます。画面上部の
「個別給与計算」ボタンを押下し、給与データを作成します。作成された給与データにチェックをつけます。
「チェックを付けた給与の操作」にある**
「締め」ボタン**を押下し、給与データを確定させます。
3-4. 反映結果を確認する
確定料金の給与データに移動します。給与明細をダウンロードし、登録した過不足金が表示されていることを確認してください。
スタッフ詳細>年末調整から出力できる賃金台帳でも確認できます。「社保追徴計上年月」で選択した月に社会保険料が調整されています。
4. ご利用上の注意点
本機能は、健康保険・厚生年金保険・介護保険・雇用保険の過不足調整を目的としています。
⚠️
スタッフ詳細 > 年末調整機能は、派遣プランCをご契約のお客様のみご利用いただけます。派遣給与CSVに出力したい場合は、過不足金マスタにて「エクスポート設定対象とする」にチェックを忘れないように設定してください。







