ユーザー投稿を促進するために
アカウントの基盤を作る
有名なブランドやInstagramに投稿しやすい商品であれば、何もしなくてもUGC投稿が発生するケースもありますが、開設したばかりで知名度があまりないアカウントや商品の場合は、「UGCを投稿してくれそうなユーザー」との繋がり、UGCが発生しやすいフォロワー基盤を構築することが重要です。
すでに自社商品や近いジャンルの商品についてUGC投稿をしているユーザーを探し、いいねやコメント、フォローなどでコミュニケーションを図り、自分のアカウントの存在を知ってもらいましょう。例えば、スキンケア商品のメーカーであれば、#美容液のハッシュタグを投稿をしているユーザーと積極的にコミュニケーションを取り、自社商品やブランドと親和性の高いユーザーと一人でも多くの繋がりを持ちましょう。
また、「自社ブランドハッシュタグをつけた投稿はリポストでご紹介させていただくことがございます」などの一文をプロフィールに記載することで、UGC投稿を活用するアカウントであることをユーザーにアピールしましょう。
見本投稿を作成する
UGC投稿を増やすために、ユーザーが投稿する際のヒントになるような見本投稿を定期的にしていきましょう。
キャンペーンでUGC投稿を募集する
キャンペーン投稿とする時に、UGC投稿を促しましょう。キャンペーンはユーザーにインセティブがあるため、UGCの創出が期待できます。例えば、ある商品に関するキャンペーンを打つ場合、商品写真と使用感の投稿をすることをキャンペーン参加の条件に設定するとよいでしょう。
また、最近ではSDGsの取組みに絡めた企画をするアカウントが増えています。あるキャンペーンでは、UGC投稿が目標数を達成した時点で、環境保全活動が実行されるという事例がありました。こちらのケースは、「UGC投稿をすることで環境保全活動に参加できる」といった不可価値をつけ、ユーザーのモチベーションを高めています。