API Connectorは、任意のAPIからデータをGoogle Sheetsに取り込むための強力で使いやすい拡張機能です。APIリクエストを設定し、リクエストをスケジュールしてデータをGoogle Sheetsにエクスポートすることができます。
1. API Connectorのダウンロード
次のリンクを使用してAPI Connectorを簡単にインストールできます。リンクにアクセスし、[インストール]ボタンをクリックしてください。https://workspace.google.com/marketplace/app/api_connector/95804724197
インストールが完了したら、Googleシートを開き、拡張機能を開きます。
API Connectorは画面の右側に表示されます。
2. APIリクエストの設定
Octoparse APIに接続してデータをGoogleシートに取り込むために、APIリクエストを設定する必要があります。ここでは、エクスポートされていないデータのエクスポートAPIリクエストを使用します。
a. アクセスTokenの取得
最初に作成するリクエストは、アクセストークンを取得するためのものです。このトークンは、アカウント内のデータにアクセスするためのキーとなります。
「Create」をクリックします。
APIリクエストの設定を行う
アプリケーションの下で「Custom」を選択します。
メソッドの下で[Post]を選択します。
リクエストURLには、https://openapi.octoparse.com/token。
ヘッダーキーにContent-Typeを入力し、ヘッダー値にapplication/jsonを入力します。
Request bodyには、以下の情報を入力します。
{ "username": "アカウントのユーザー名", "password": "アカウントのパスワード", "grant_type": "password" }
出力設定
リクエスト名前の設定とリクエストの保存
このリクエストが何のためのものかを把握するために、リクエストに名前を入力します(例:Token)。
[Save]をクリックします。
[Run]をクリックします。
[Run]をクリックした後、Googleシートに情報が入力されます。これは後で他のリクエストで使用する必要があるトークンです。
b. エクスポートされていないデータの取得
APIリクエストの設定を行う
アプリケーションの下で[Custom]を選択します。
メソッドの下で[Get]を選択します。
タスクIDは、このチュートリアルに従って見つけることができます: [タスクIDを確認する方法]
Headerには、2つのKeyとValueのペアを入力します。
Key: Authorization、Value: Bearer +++シート1!A2+++
Key: Content-Type、Value: application/json
*シート1!A2は、前のリクエストから取得したトークンの位置です。A2セルにトークンが取得されているかどうかを確認できます。取得されていない場合は、正しい情報を入力できます。
出力設定
セルA2をクリックします。
[Output options]をクリックして、さらなるオプションを開きます。
リクエスト名前の設定と保存
[Edit fields]をクリックします。
プレビューで、data.total、data.current、requestIdのフィールドのチェックを外します。
[Save]をクリックします。
これらの3つのフィールドは、タスクデータやリクエストに関連する情報であり、取得する必要はありません。
プレビューを閉じます。
リクエストの設定を保存します。
c. データをエクスポート済みとしてマークする
このリクエストは、Export Non-Exported Dataリクエストを介してエクスポートしたデータをエクスポート済みとしてマークするためのものです。
[Request]をクリックし、[Create Request]を選択して新しいリクエストを開始します。
APIリクエストの設定を行う
アプリケーションの下で[Custom]を選択します。
Methodの下で[Post]を選択します。
リクエストURLには、https://openapi.octoparse.com/data/markexportedを入力します。
Headerには、2つのキーと値のペアを入力します。
Key: Authorization, Value: Bearer +++シート1!A2+++
Key: Content-Type, Value: application/json
リクエストボディには、以下のようにタスクIDの情報を入力します。
{ "taskId": "014cf439-97f1-6a8a-c8f4-6cca1da92871" }
出力設定
[Set Current]をクリックします。
[Output options]を開きます。
リクエスト名前の設定と保存
リクエストに名前を付けます。
[Edit fields]をクリックします。
プレビューのすべてのフィールドのチェックを外します。
プレビューを閉じて、リクエストを保存します。
リクエストを編集するには、[Request]タブに移動し、[Edit]を選択します。
3. リクエストのスケジュール設定
アクセストークンを取得するリクエストをスケジュールする
[Schedule]をクリックします。
トークンの有効期限は24時間であるため、リクエストを毎日実行します。
トリガーに名前を付けます。
データをエクスポートするリクエストをスケジュールする
[Create Trigger]をクリックします。
タスクのデータ量と実行頻度に基づいてリクエストを実行する頻度を設定します。
例えば、データが毎日実行され、1回につき1000行のデータを取得する場合、このリクエストは1回につき最大で1000行のデータをエクスポートできますので、リクエストを毎日実行するようにスケジュール設定することができます。データ量が多い場合は、1時間ごとに設定することもできます。
同様の手順で、データをエクスポートした後のデータをエクスポート済みとしてマークするリクエストのスケジュール設定も行います。エクスポートデータのトリガーと同じ実行頻度を選択することに注意してください。
トリガーの順序を整える
トリガーの上にカーソルを置きます。
適切な位置にドラッグします。
トリガーの順序が、Get Access Token -> Get Non-Exported Data -> Mark Data as Exported の順になっていることを確認します。トリガーは上から下への順序で実行されます。
トリガーを編集するには、[Schedule]タブに移動し、[Edit]を選択します。
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