タイトルタグとメタディスクリプションタグ内のテキストにおいて、検索ニーズを満たすキーワードが網羅されているかを分析するのが「情報の網羅性」です。
タイトルとメタディスクリプションは、ともに検索結果に表示される唯一のコンテンツ情報になります。検索ユーザーは、この2つの情報をみてURLをクリックするか(しないか)判断するため、ページ情報のなかでもっとも重要といえます。
タイトルやメタディスクリプションにSEOキーワードを含めるのはSEOの定番テクニックですが、実は、SEOキーワード以外にも上位ページで共通しているキーワードが存在します。
検索上位ページのタイトルには共通した特長がある
例えば、「加湿器」というキーワードで検索結果の1−10位をみると「鮮度」や「おすすめ」系のページが多く表示されます。(下画像は、パスカルの記事作成で「加湿器」で分析した結果)
つまり、「加湿器」で検索上位10位のページタイトルには、「加湿器」というキーワードが含まれているのは当然ですが、同時に「最新」「2020年」「おすすめ」「人気」などのキーワードが含まれていることがわかります。
このように検索上位ページがタイトルやメタディスクリプションで共通しているキーワードを分析して、あなたのページタイトルやメタディスクリプションで正しく使用されているかを判定します。
網羅性画面の見かた
左メニューの タグ > タイトルタグ > 情報の網羅性 をクリックすると、詳細ページが表示されます。
①は、上位ページが共通して使用しているキーワードです。キーワードの下に小さく◯%と表示しているのは、検索上位1−10位のなかで使用しているページの割合です。
②のチェックマークは、あなたのタイトルやメタディスクリプションで使用していないキーワードです。
チェックマークが付いているキーワードは、最適値に収まるようにタイトルやメタディスクリプションに含めるようにしてください。ただし、自ページの内容と合わないキーワードを無理やり入れるとページ評価が下がる可能性がありますので注意してください。
※
「1~10位のページ文字数における平均使用率」の計算式について
その単語を使用している検索上位(1~10位)のページの単語数の平均を母数として、その単語の数を子数で計算しています。
「指定URL内の使用率」の計算式について
分析したURLのページの単語数を母数として、その単語の数を子数で計算しています。
例)
全体の単語数3000に対して、「SEO」という単語が、30回使用されていた場合、使用率は「30回/3000単語 = 0.01%」となります。