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新しく記事を作る(記事のテーマやキーワードは決まっていない)
新しく記事を作る(記事のテーマやキーワードは決まっていない)
藤井 avatar
対応者:藤井
1年以上前に更新

新しく記事を作成したいけど、どんなテーマ(キーワード)で書いたらいいか分からないってときは「記事作成」を使います。

作業手順(調査25分+ライティング作業)

1. 記事のテーマを決める(約15分)

2. 上位表示に必要なポイントを確認する(約10分)

3. アドバイスに従って記事を書く(1時間〜)

記事のテーマ(キーワード)を決める


新しく作る記事のテーマ(キーワード)を決めるには、ある程度の検索ニーズがあって検索上位に来る可能性があるキーワードを選ぶ必要があります。

そのキーワードを探すために「記事作成」を使います。

記事作成「トピックを探す」で「GSC連携なし」を選択し、これから記事を書こうとする大まかなテーマを入力します。

例えば、不動産投資に関しての記事を書こうとする場合は、「不動産投資」と入力します。

また、記事をアップするドメインが決まっている場合は、トップページのURLを入力します。URLを入力すると、指定サイトの検索エンジン評価も加味してキーワード難易度を判定しますが、URLは任意ですので空欄でも分析は可能です。

月間検索数が500以上のキーワードを選ぶ

「不動産投資」は、大きなテーマとして入力しただけなので、実際に記事で書くキーワードを一覧から探します。

キーワードを決める基準として、月間検索数が500以上のキーワードを選ぶようにしてください。あまり少なすぎると上位表示しても流入数を稼ぐことができません。

上位表示に必要なポイントを確認する

次に、候補となるキーワードを上から順にクリックしていきます。見るべきポイントは、①難易度 ②お勧め記事形式 ③上位表示するジャンル の3点です。

難易度は、検索結果の1ページ目に表示する難易度です。「難易度が高い=上位表示できない」という意味ではなく、「難易度が高い=時間、手間がかかる」という意味なので、時間をかけてでも狙うべきキーワードであれば、狙いましょう。

お勧め記事形式は、「単一ページ」か「構造化ページ」のどちらかが表示されます。単一ページは、1ページの記事を作るだけで上位表示する可能性があります。

対して構造化ページは、競合が強く、1記事だけでは上位表示する可能性が低いキーワードです。構造化ページのキーワードで上位表示を狙うには、「必要な子記事数」に表示される子記事ページが一緒に必要になります。

集客したい見込み客のステージによって記事の内容が変わる


上位表示するジャンルは、指定キーワードで上位ページがどんな方向性で記事を書いているかを分析します。

ここはかなり重要です。コンテンツマーケティングで言う「興味・関心ステージ」の見込み客を集客したいなら、知識、解決が多いキーワードを選んでください。

興味・関心ステージの見込み客は、すぐに商品やサービスを購入するお客様ではありませんが、競合も少ないため、書いた記事が上位表示する確率が高く、また検索数も多い傾向のため、上位表示したときの集客効果は抜群です。

会社やサービスの認知度を上げる段階にいる場合は、この興味・関心ステージの見込み客を集客して、メルマガなどで育成〜契約につなげるようにすることで安定的にCV(コンバージョン)数をアップすることができます。

逆に、「いますぐ客」を獲得したいなら、上位表示するジャンルで比較、おすすめ、ランキング、モールが多いキーワードを選んでください。

コンテンツマーケティングの「比較・検討ステージ」にいる見込み客が検索するキーワードです。

比較・検討ステージの見込み客は、すぐに買うお客様なので売上に直結します。ただし、競合が多く、上位位表示する可能性は低くなります。さらに、月間検索数も少ない傾向のため、少ないパイを競合と奪い合うことになります。

このようにして、上から順にキーワード候補の詳細を確認して、記事を書くキーワードを見つけます。

※コンテンツマーケティングの「興味・関心ステージ」「比較・検討ステージ」につては、こちらをご覧ください。

記事を書くためのレポートを出力する


キーワードが決まったら記事を書きましょう。記事作成データをダウンロードをクリックして、記事作成に必要なレポートを出力します。

HTMLレポートは、すべての情報を掲載したレポートです。通常は、こちらを使用してください。

CSVレポートは、タイトルやメタディスクリプション、見出し、本文中で使うキーワード候補のみを表示しています。自社内に記事作成テンプレートがある場合は、CSVデータから必要な情報をコピペすると便利です。

HTMLレポートは、画面右上の印刷ボタンでPDFにすることもできます。複数スタッフで記事作成を行っている場合は、レポートを共有するとコミュニケーションが円滑に進みます。

HTMLレポートの中身は、記事に必要な文字数や書くべき方向(上位表示傾向)、タイトルや本文などで使用するキーワードなど、新しく記事を作成するうえで必要な情報がすべて揃っています。

なお、自社内で記事のディレクションからライティングまで行う場合とライティングを外注している場合では、レポートの使い方が少し変わってきます。

自社内で記事を書く場合

自社内で記事のディレクションからライティングまで行う場合は、記事作成レポートをチームで共有して進めます。レポート最下部の上位ページの見出しを参考にして、記事の見出しやタイトルなどの記事構成を決めてから取り掛かると作業がスムーズです。

ライティングを外注する場合

ライティングを外注する場合は、パスカルのレポートをそのまま渡すと縛りが強すぎてライターさんの自由度が失われることがあります。

まずは、最小限に必要な情報だけを渡して、上がってきた原稿に対して校閲(こうえつ)する流れで進めると良いと思います。

ちなみに、最小限に必要な情報とは、ペルソナ、記事の方向性、タイトル、大見出し、中見出し、文字数くらいでよいと思います。

まとめ


SEOやってて一番心が折れそうになるのは、渾身の記事が検索で上がってこないことです。(怖い)

何が悪かったのだろうか?...

検索ニーズがずれていた? 競合が強すぎた? 記事構成が間違っていた? 記事ボリュームが足りなかった?・・・こうなると、もう泥沼です。

記事を作成する上で重要なことは、これらの要素を書く前にしっかりと調査して、事前の対策を打っておくことです。

ここで登場した記事作成は、キーワード選びから記事構成まで、すべての要素を教えてくれるので、まるでベテランの編集ディレクターがマンツーマンで付いているかのような安心感があります。

検索ニーズや難易度をもとに論理的にキーワードを選び、上位ページを分析して記事の方向性や使用するキーワードを導き出す。

そして、検索エンジンの評価軸をしっかりと押さえた上で記事を書く。これができるのがパスカルです。

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