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Webサイト全体でSEOの優先順位を決める
Webサイト全体でSEOの優先順位を決める
藤井 avatar
対応者:藤井
一週間前以上前にアップデートされました

Webサイト全体を俯瞰して「どれだけSEOができているか把握したい」「サイト全体でどこから着手すればよいか優先順位を知りたい」ということ、ありませんか?

SEOを始める前の最初の最初、この優先順位を決める作業がかなり肝です。

手作業で行うと1日仕事のこの作業、パスカルの「GSC連携」×「SEO作業」を使えば、30分程度でできちゃいます!

※Googleサーチコンソール設定済みサイトでの方法です。

作業手順(調査30分+SEO作業)

1. GSC連携でサイト全体のSEOの優先順位を決める(約30分)

2. SEO作業を行う(1時間〜)

GSC連携でサイト全体のSEOの優先順位を決める


流入分析の「GSC連携」を選択して、サーチコンソールの認証を行うをクリックします。

「サーチコンソール認証を行う」をクリックすると、Googleアカウントの選択が表示されます。Googleサーチコンソール権限を持つGoogleアカウントを指定してください。(Googleにログインしていない場合は、ログイン画面が表示されます。)

続いて、Google承認画面→サイトの選択 と進んでください。

GSC連携画面

分析が終わると、左からキーワード、表示回数、クリック数、検索順位、CTRなどの情報が表示されます。

このデータは、Googleサーチコンソールから取得した数値で、デフォルトでは、直近28日間のデータです。

画面右上の期間指定で任意の期間に変更できます。

Googleサーチコンソールとの違い

「Googleサーチコンソールをそのまま見るのとなにが違うの?」という質問をいただくことがあります。

もちろん、Googleサーチコンソールのデータをエクセルに落として、あれこれ時間をかけて分析すればパスカルと同じデータは出せますが、おそらくかなりの時間がかかります。

例えば、キーワードがもっとも多くランディングしているURLの選定など、Googleサーチコンソールでは一括で出せないデータを自動抽出することができます。

また、おすすめの使い方として、フィルタを使って、SEOすべきページを絞り込むことができます!

おすすめの絞り込み条件を紹介します。

ページ軸で絞り込む:

 ・クリック数合計を「0に等しい」または、「10より少ない」

 ・表示回数合計を「10〜回より多い」(候補ページが多い場合)

この条件で絞り込むと、「そこそこ表示回数が多いけど、ほとんどクリックされていないページ」を抽出することができます。

当然、リライトを検討すべきページのリストになります。

ページを絞り込んだら、左側のランディングページのURLをクリックします。

すると、そのページが検索結果に表示されたキーワードを一覧で確認することができるので、この中から強化するキーワードを選んでいきます。

最もそのページに適したキーワード、強化することで流入が増えそうなでキーワードでSEO強化していきましょう。

キーワード軸で絞り込む:

・検索順位が「11より低い」

・表示回数合計が「10〜回より多い」(候補ページが多い場合)

この条件で絞り込むと、「そこそこ表示回数が多いけど、TOP10に入れていないキーワード」を抽出することができます。

リライトして、TOP10に入れた場合、流入が一気に向上する可能性があるキーワード、ページになります。

【注意点】 画面の右側に、そのキーワードで上位表示しているページのURLがありますが、そのページは他のキーワードで上位表示している可能性もあります。

必ず、そのページURLをクリックし、ページに入ってきているキーワードの内訳を確認しましょう。

もともと流入してきている他のキーワードの順位を下げてしまい、流入が下がる可能性があります。

SEO作業画面を開く


キーワードとページが決めたら、SEO作業に移ります。GSC連携画面で、キーワードをクリックするとポップアップが表示されます。

ポップアップ下部の「SEO作業」をクリックして、SEO作業の画面を表示します。

SEO作業を行う

SEO作業画面は、右に改善アドバイス、左下にHTMLソースを表示します。右の改善アドバイスをクリックすると、左下のソースの該当箇所がハイライトします。

この画面のままで作業してもよいのですが、アドバイスをスクロールしなからの作業になるので少し手間です。そこで、この画面をレポートに出力して作業することをお勧めします。画面右上のエクスポートアイコンから「レポートとして表示する」をクリックします。

SEO作業レポート


SEO作業レポートは、コンテンツ、タグ、サイト内リンク、その他、HTMLソース で構成されています。レポート上部には、各項目における改善数が表示されます。

下にスクロールしていくと改善箇所と具体的な改善アドバイスを表示していますので、改善アドバイスに従ってページを改善してください。

改善作業でのポイント

コンテンツ要素は、もっとも検索順位に影響しやすい項目です。コンテンツは、常に100点を目指して改善しましょう。間違いなく順位が好転します。

タグに関しては、お使いのCMSによっては、修正ができない箇所もあると思います。修正できない箇所が多い場合は、よりコンテンツを強化するようにしてください。

また、改善が不可能なドメインエイジや改善に長期間を要するインデックスなどの要素が競合サイトと比べて大幅に劣っている場合は、①他の要素、特にコンテンツを競合以上に強化して弱い要素をカバーする。②長期的に記事を作成して、インデックスを上げていく。③このキーワードを諦めて、別のキーワードを探す。のどれかで対応してください。

アップ作業と改善箇所の確認

改善したページをアップした後、改善箇所が正しく反映しているかを確認してください。

パスカルは、リアルタイムにGoogleの上位ページを統計分析できるように、常時1時間単位で分析結果のキャッシュ(保存データ)をクリアしています。

アップしたページを再分析する場合は、毎時00分(例 12:00,13:00,14:00...)をまたいで分析してください。改善内容が反映され、スコアが上がっていればSEO作業は完了です。

まとめ


Googleサーチコンソールって、Googleの画面からだと何をどのようにみればいいかわからないですよね。

パスカルのGSC連携は、SEOに必要な情報だけ取得して分析するので、指標がシンプルでわかりやすいのが特長です。

これからサイトの最適化を行う場合は、この作業は必須ですが、一度すべての記事の最適化が終われば、毎回行う必要はありません。

私は、Googleアルゴリズムの更新があったときか、サイトの棚卸し的な感じで、半年に1回行うようにしています。

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