メインコンテンツにスキップ
すべてのコレクションシーン別の使い方マニュアル
既存客に持っていく定期レポートの作り方
既存客に持っていく定期レポートの作り方

Web制作会社やWebマーケティング会社の「営業職」の向けの使い方です。

藤井 avatar
対応者:藤井
1年以上前に更新

クライアントサイトのSEOを任されている場合、定期レポート報告は必須です。

ここで紹介するレポートの作り方は一例です。会社によってレポートの雛形があると思いますので、紹介した内容をもとに貴社のレポートをより良くしてください。

作業手順「ランキング」×「記事作成」(約30分)

1. 検索順位レポートの出力(約5分)

2. 見込み客を増やすための新記事を提案する(約25分)

検索順位レポートは必須


お客様に提出するレポートで、検索順位の変動報告は必須です。

対策したキーワードの順位変化だけでなく、サイト全体のキーワードの動きを報告することは、SEOがうまく行っているか、停滞しているか、減退しているかを知る上で一番シンプルな方法です。

対策したキーワードは当然ですが、サイトで集客の要になっているキーワード群は、あらかじめランキングに登録しておきましょう。

キーワード登録

ランキング画面の新規登録ボタンを押して登録画面を表示します。キーワードの登録方法は、①個別登録 ②一括登録 の2通りです。

新規にキーワードを登録する場合は、下図の「新規登録」から行います。

もし、登録するキーワードが多く思いつかない場合は、流入分析(トラフィック)でサイト全体で集客の柱になっているキーワードを見つけます。

トップページメニューの「流入分析(緑アイコン)」をクリックして、トラフィック画面を下のように設定します。

・分析したいサイトのトップページ

・ドメイン全体を選択

・検索順位が高い順を選択

「分析を開始する」をクリックすると、サイトに流入しているキーワードを最大で1000個まで表示します。

検索順位が高く、月間検索数が多いキーワードは、集客の柱になっているキーワードです。サイトにとって非常に重要なキーワード郡なので、月間検索数を降順で並べ替えして「ランキングに登録」ボタンでランキング登録しておきましょう。

検索順位レポートの出力


順位レポートは、キーワード個別にも出せますが、定期的に報告するレポートの場合は、全体レポートのほうが良いと思います。

登録キーワードのなかで、レポートを作成したいサイトを絞り込みます。サイト名をお客様任意のものにしておくと、サイト名で絞り込みできるので便利です。

キーワードを一括選択して、エクスポートをクリックします。

順位レポートは、HTMLファイル形式とCSV形式の2つあります。レポート期間を指定して、使いやすい方をダウンロードしてください。

見込み客を増やすための新記事を提案する


Webサイトは、常に新しい記事をアップしていかないと集客数は伸びていきません。ただし、記事なら何でもいいかというとそんなことはありません。

例えば、注文住宅のサイトで更新頻度を上げるために、スタッフブログで「今日の晩ごはん」の記事を書いてもSEOにはまったく効果はありませんし、逆にサイト全体の評価を落とします。

新しくアップする記事は、一貫したテーマを決めて作成する必要があります。

例えば、注文住宅のサイトであれば、月ごとに次のようなテーマで記事をアップすると、新規集客とサイト評価の両方をアップすることができます。

例)注文住宅のサイトの場合

4月 注文住宅の相場 5記事

5月 注文住宅の間取り 4記事

6月 注文住宅の失敗例 5記事

7月 注文住宅の外観 3記事

8月 注文住宅のシュミレーション方法 1記事

...

では、これらのテーマをどうやったら調べることができるのか?

実は、パスカルなら簡単に調べることができます。

「記事作成」で新記事のテーマを見つける

記事作成の「GSC連携なし」で、キーワードに「注文住宅」、URLにアップするお客様のトップページを入力して分析をクリックします。

※Googleサーチコンソールを設定している場合は、「GSC連携あり」で分析することをお勧めします。

キーワード選定のポイント

左のサジェストキーワードのなかで、順位が取れていなくて、月間検索数が比較的多いキーワードが新しく記事を作るべきテーマです。

キーワードの左の▼マークをクリックすると、関連キーワードが表示されます。このキーワードのなかから検索順位が取れていないキーワードは、記事がまだないことを意味します。

上の画像の例で言うと「注文住宅 相場」は月間検索数も多く、かなりいいキーワードです。

ですから、お客様には、

『 来月は、注文住宅の相場について記事を書きましょう。そうですね、とりあえず、「注文住宅 相場」と「坪数ごとの相場観」「平屋の相場」「二世帯の相場」「頭金の相場」の5記事でいきましょう! 』

と言うと、お客様も前向きに検討してくれる可能性大です。

また、仮にすべてのキーワードで上位表示したときの予想アクセス数も一緒にレポートに入れてあげると、より具体的になります。予想流入数は、月間検索数の右の「予想流入数」をクリックすると表示します。

まとめ


クライアントに定期報告するレポートは、本当に手間がかかります。とはいえ、毎回同じようなレポートを持っていくこともできないはず・・

個人的には、新しく作る記事群の提案が好きです。中期スケジュールを立てて説明することで、お客様も自分も、目の前のやるべきことが明確になるのでお勧めです。

定期報告は、順位レポートだけでなく、リライトが必要な強化キーワードの一覧と新しく集客を増やすための新キーワード提案をセットで持っていくことで、意味のある提案ができると思います。

個別レッスン(無料)


パスカルをもっと活用したい。他の人はどんな使い方をしているのだろう?

そんな悩みをお持ちの方に、あなたに合わせた最適なパスカルの使い方を個別レッスンいたします。パスカルの効果的な使い方や課題を講師と一緒に解決します。

こちらの回答で解決しましたか?