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コンテンツマーケティングで各ステージのリードを意識した記事の作り方
コンテンツマーケティングで各ステージのリードを意識した記事の作り方
藤井 avatar
対応者:藤井
一週間前以上前にアップデートされました

インターネット集客を長期的かつ安定的に構築するもっとも適した方法がコンテンツマーケティングです。

ところで、

「コンテンツマーケティングは、ターゲットユーザーが置かれた状況(ステージ)によって作るべきコンテンツが変わる。」

ということをご存知ですか?

コンテンツマーケティングとは?


コンテンツマーケティング・・おそらく貴方も聞いたことはあるでしょう。でも、正確にコンテンツマーケティングの意味や実際に行う作業を知っている人って、意外と少ないんです。

コンテンツマーケティングは、(ブログなどで)記事を書いて新規客を集客する、というイメージが強いですが、

正確には、「コンテンツを使って上手に売上を上げる仕組みづくり」がコンテンツマーケティングです。なので、ブログ記事だけでなく、SNSやLINE、チラシ、レコメンドなど、あらゆる媒体や手法を含みます。

コンテンツマーケティングの流れ

コンテンツマーケティングは、大体次のような流れで進めます。

1. ペルソナを設定する

2. カスタマージャーニーマップを作る

3. コンテンツマップを作る

4. 中長期スケジュールを立てる

5. 作業に取り掛かる

一つひとつの項目を説明するだけでもかなりのボリュームになるので、今回は省略しますが、コンテンツマーケティングでは、上記の「2.カスタマージャーニーマップを作る」がかなり重要になります。

カスタマージャーニーマップ


カスタマージャーニーマップとは、仮想のカスタマー(ペルソナ)が色々な情報と出会い、最終的に貴方の商品やサービスを購入するまでの旅(ジャーニー)をマップ上に落とし込んだものです。

カスタマージャーニーマップには、一定の「型」があり、最初は「型」に当てはめてマップを作るとスムーズにマップを作ることができます。(もちろん、型に当てはめなくても作ることはできます。)

例えば、「MAツール」を提供している会社のカスタマージャーニーマップを作る場合、ユーザーは、下図のようなステージを経て、MAツールを契約(継続)します。

興味・関心ステージ と 比較・検討ステージ

興味・関心ステージは、「MAツール」という言葉を聞いたことはあっても具体的に何ができるのか知らない人です。

このステージのユーザーが知りたい情報は、①MAツールとは? ②MAツールでできることは? など、知識系・解決系の情報です。

次は、比較・検討ステージです。

比較・検討ステージは、興味・関心ステージを超えてきたユーザーなので、すでに「MAツール」に関しての一通りの知識は持っています。

このステージにいるユーザーが知りたい情報は、①どんな会社がMAツールを出しているのか? ②各社のMAツールの違いは? といった比較系・おすすめ系の情報です。

つまり!

「興味・関心ステージと比較・検討ステージのユーザーが知りたい情報は、まったく違ってくる」わけです。

やっとここまで来た・・(笑

さて、ここからが本題です。

パスカルの「記事作成」には、興味・関心ステージと比較・検討ステージにいるユーザーが検索に使うキーワードを簡単に判定する機能が付いているんです!

めっちゃ便利じゃないですか!?

興味・関心ステージ と 比較・検討ステージのユーザーの見分け方


記事作成「トピックを探す」で「GSC連携なし」を選択後、キーワードを入力します。※例「MAツール」で分析

詳細情報の「上位表示するジャンル」を見てください。ここが、興味・関心ステージと比較・検討ステージのユーザーを見分けるポイントです。

興味・関心ステージ

興味・関心ステージのユーザーが検索するキーワードは、知識、解決が多いキーワードです。

このステージにいるユーザーは、MAツールに興味はあっても、契約(購入)するところまでステージが上がっていません。なので、①MAツールとは? ②MAツールでできることは? など、知識系・解決系の情報を求めているのです。

比較・検討ステージ

比較・検討ステージのユーザーが検索するキーワードは、比較、おすすめ、ランキング、モールが多いキーワードです。

このステージにいるユーザーは、すでにMAツールの契約を検討し始めている人です。なので、①どんな会社がMAツールを出しているのか? ②各社のMAツールの違いは? など、比較系、おすすめ系、ランキング系の情報を求めているのです。

『じゃあ、比較・検討ステージが「すぐ買う客」なので、このキーワードだけ狙って記事を作ればいいんじゃないの?』

って思いました?

実は、そんなに簡単な話ではないんです。

確かに、比較・検討ユーザーは、すぐに買う可能性が高いユーザーですが、その分、検索上位は戦国時代の下剋上状態です。(真っ赤かレッドオーシャン状態)

さらに、検索結果の上には、リスティング広告もたんまり表示してくるので、このなかで新参記事が上位に食い込むのって、ドメインパワーがないとかなり確率が低いんです。

なので、一般的にコンテンツマーケティングは、競合があまりいない興味・関心ユーザーが検索するキーワードで上位を狙い、集客した見込み客をメルマガなどで育てて、最終的に契約につなげるという「ナーチャリング方式(リードを育てる)」をとるのです。

もちろん、ドメインパワーがあったり、比較・検討ステージのユーザーが検索するキーワードでも難易度が低いキーワードは、記事を書くことをお勧めします。

パスカルはこう使う!

記事作成画面で、月間検索数がある程度多い(500以上)キーワードを上から順にクリックして、「上位表示するジャンル」を確認します。

知識・解決が多いキーワードなら興味・関心ステージ向けの記事を作る。比較、おすすめ、ランキング、モールが多いキーワードなら比較・検討ステージ向けの記事を作る。って感じで使います。

まとめ


コンテンツマーケティングを実践するときは、いきなり記事を作り始めたらダメですよ。少なくとも、ペルソナとカスタマージャーニーマップを作ってから記事作成に取り掛かってください。

パスカルの記事作成は、既存記事のリライトや新規記事のトピック探しに使うことが多いのですが、今回ご紹介したコンテンツマーケティングの各ステージのユーザーが検索するキーワード探しにも使えます。個人的には、この使い方が好きでよく使います。

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