ニッチ業界でビジネス展開している場合、SEOキーワードを探すのって大変です。というのも、キーワードがどれもニッチ過ぎて、検索ボリュームがない(=ニーズがない)ことが多いんです。
検索ボリュームが少ないと、上位表示しても集客につながらないし、かと言って、ビジネスに関係ないキーワードで記事を書いたらユーザーミスマッチが起きてCV(コンバージョン)につながりません。
でも、ご安心ください。
このようなニッチ業界のキーワードを探す良い方法があります。
例えば、建設業界専用の会計ソフトを開発しているメーカーで考えます。
普通にSEOキーワードを考えた場合、「会計ソフト 建設」や「会計ソフト 建設会社」ですね。でも、「会計ソフト 建設」の月間検索数は、たったの 10回。「会計ソフト 建設会社」に至っては 0回です。
こんなキーワードでSEOしてもしょうがないですよね。
全国の似たような会社のサイトをリストアップする
まずはじめに行うことは、全国の似たような会社のサイトをリストアップします。
「似たような」というのは「競合」という意味ではありません。建設業界専用の会計ソフトを作っている会社は、全国でもおそらくほとんどないでしょうから。
「似たような」とは、、
・建設業界向けのMAツールメーカー
・建設業界向けの在庫管理システム会社
・建設業界に強いWeb制作会社
・建設業界に強い人材派遣会社
・建設業界に強い人材育成会社
etc...
などの会社です。
見つけ方は、検索エンジンで「建設業界向け」「建設専門」などで検索すると多くヒットします。
これらのサイトを片っ端からエクセルにコピー&ペーストします。あまり数が出てこない場合は、キーワードを変えて検索してみたり、キーワードに地域名を入れて検索するとたくさん出てきます。
リストアップしたサイトの流入キーワードを調べる
リストアップが終わると、上から順にパスカルのトラフィック機能を使ってサイトの流入キーワードを調べます。※対象は「ドメイン全体」か「ディレクトリ以下」にします。
流入キーワードを上から順に眺めていって、建設業界向けに書いてるっぽい記事のキーワードを探します。
つまり、建設業界の人が検索するキーワードと興味を持ちそうな記事の内容を見つけ出すのです。ここポイントです!
ある建設業界向けの人材研修会社のサイトの流入キーワードを調べると、簡単に次のようなキーワードが見つかりました。
在庫管理 研修
リスクマネジメント 建設業
不動産 クレーム
戸建て エリアマーケティング
製造業 管理
ビルメンテナンス 研修
建設業 人事考課
品質向上 宣言
レジャー施設 将来性
・・・
このようなキーワードを見つけ出して、あなたのサイトでも記事を書きましょう!
いままで気づかなかった角度から、たくさんのキーワードが見つかりますよ。
新しく記事を書くには、新しく記事を作る(記事のテーマやキーワードは決まっている)を参考にしてください。
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