検索エンジンは、検索ユーザーが知りたいことが十分に書かれているページを上位表示させるアルゴリズムになっています。
つまり、いくら役に立つこと(良いコンテンツ)が書かれていたとしても、検索ユーザーが知りたいことに合致していなければ、上位表示されることはありません。
パスカルは、上位ページの傾向から上位表示するジャンルを分析し、指定URLが正しく上位表示ジャンルについて書かれているかを分析します。
判定仕様
指定キーワードで検索上位1−10位のページタイトルをもとに、上位表示するジャンルを10項目で分析します。(ページタイトルで判定する理由はこちら)
上位ページで傾向の強いトップ3のジャンル(1位タイ、2位タイの場合は、3つ以上)について、指定URL が合っているかを分析します。
※下図:トップ1〜3の順に、比較、鮮度、ランキング、知識(3位タイ)
トップ3のうち、一番多いジャンルを満たしているか、50%以上についてのジャンルを満たしている場合は「問題なし」と判定します。
トップ3ジャンルの50%を下回る場合は、下回る度合いによって「見直しが必要」「調整が必要」と判定します。
改善方法
上位表示するジャンルに合わせてコンテンツを見直し(リライト)してください。
例えば、ランキング系が上位表示する傾向であれば、ランキング系の内容にリライトする必要があります。
もし、現在のページ内容を上位表示するジャンルに合わせることが難しい場合は、新しくページを作成することをお勧めします。
上位表示するジャンルがすでにページ内で書かれている場合は、タイトルに反映させてください。
例えば、上位表示するジャンルがランキング系で、すでにページ内容がそうなっている場合、タイトルにランキングに関する文言(ランキング、格付け、人気、厳選など)を追加してください。
※判定単語の一覧は、こちらをご覧ください。
例)国内おすすめMAツール シェア別5ツール
→ 国内おすすめMAツールランキング シェア別5ツール
なお、ページ内容(本文)を変えずにページタイトルだけ変えても全く意味がありません。上位表示するジャンルから外れている場合は、必ずページ内容も変更するようにしてください。
ページタイトルで判定する理由
ジャンル判定をページ本文ではなく、ページタイトルで行っている理由は、多くの分析時間がかかるからです。
本来であれば、ページ本文で判定するべきですが、上位ページの全文分析+対象ページの全文分析となると、1分析あたり数時間かかってしまいます。
そこで、本文の内容が正しく反映されたものがページタイトルという前提のもと、ページタイトルでジャンル判定を行っています。
※上位表示するジャンルを表示しないキーワード
ジャンル「その他」がもっとも多いキーワードに関しては、上位表示するジャンルを表示しません。なぜなら、「その他」は、どのジャンルにも属さない「ノー・ジャンル」のため、上位表示するジャンルに特定の傾向は見られないからです。