カニバリ(カニバリゼーション)とは、重複した内容のページがサイト内に複数存在することで、Googleが「どちらのページを評価すればよいか」が判断できず、評価が分散してしまうことです。
サイト内の記事数が多くなればなるほど、カニバリ判定が難しくなってきますが、パスカルの流入分析を使うと、簡単にカニバリの可能性があるページ(キーワード)をリストアップできます。
1. 流入分析 > トラフィック での使い方
サイトを指定して「ドメイン全体」もしくは「ディレクトリ以下」で分析してください。
キーワードの左にアイコン(赤丸)が表示されるキーワードは、カニバリの可能性があるキーワードです。アイコン(赤丸)をクリックすると、該当ページを確認できます。
リスト上部のアイコン(青丸)をクリックすると、カニバリの可能性があるキーワードをすべて表示します。
2. 流入分析 > GSC連携 での使い方
GSC連携の分析結果画面で、画面左上の「キーワード軸」をクリックします。
トラフィックと同様、カニバリの可能性があるキーワードの左にカニバリアイコンが表示されます。
アイコン(赤丸)をクリックすると、該当ページを確認できます。
なお、記事を量産していると必ず一定量のコンテンツ重複は発生するため、あまり過敏になる必要はありません。
主力キーワードがカニバリで順位が低迷(不安定)している場合のみ対応するようにしてください。
検索順位が5位以内のキーワードは除外する
カニバリは、すべてが良くないわけではありません。例えば、検索結果の1位と2位で同時に表示されるような場合は、露出が高くなりますので「良いカニバリ」といえます。
設定の「検索順位が5位以内のキーワードは除外する」にチェックを入れると、5位以内に入っているキーワードは除外されます。
カニバリチェック機能をオフにする
カニバリチェック機能をオフにするには、画面右上の「設定」アイコンをクリックして、カニバリチェックをオフにしてください。