Googleサーチコンソールで確認できる「クリック数」や「表示回数」と、流入分析(GSC連携)のデータに差が発生する場合について解説します。
Googleサーチコンソールの画面で、①グラフの合計と②表の合計が合わない
※図はページごとの表記です
グラフの合計の方が大きい
表には 1,000 行までしか表示されないので、一部が省略されている可能性があります。
クエリごとの表示では、匿名化されたものや、検索数が非常に少ないものは表から除外されます。
表の合計の方が大きい
②表の合計は URL ごとにカウントしていますが、①グラフの合計は、検索結果に表示されたドメインごとの合計回数をカウントしています。
例えば、1 回の検索で ぺージが複数表示された場合、グラフでは同じドメインのURLなので、表示回数 1 回としてカウントされますが、表では、ページURLごとに複数回カウントされます。
例:
たとえば、「パスカル」の検索結果として、次のように同じドメインの 3 つのページが検索結果に表示されたとします。
検索ユーザーが、検索結果を見て、各ページのURLをクリックすると、Googleサーチコンソールでは、次のようにカウントされます。
| グラフ | 表 |
クリック数 | 1カウント | URL ごとに 1カウント |
表示回数 | 1カウント | URL ごとに 1カウント |
流入分析(GSC連携)が参照しているデータ
パスカルは、Googleサーチコンソールと連携し、「②表」のデータを参照しています。
そのため、Googleサーチコンソールの「①グラフ」の数値とは異なる場合があります。
※Googleサーチコンソールのデータをエクスポートすると、「①グラフ」の合計値が出力され、パスカルでは「②表」の合計値が出力されます。
補足情報
Googleサーチコンソールの検索パフォーマンスレポートについて、詳しくはGoogleのヘルプで解説されています。
合わせてご確認ください。