分析結果から特定のページを除外したい・特定のジャンルを除外したい場合、任意のページを除外して分析できます。
使用が想定されるケース
1. 上位ページのジャンルに多様性(ダイバーシティ)がみられる場合
1ケース目は、対策するのがビッグワードで、上位に表示されるページのジャンルに多様性がみられる場合です。
例えば「アロマ」というワードで競合分析をすると、上位のページにはアロマを販売するショッピングモール、アロマの商品ページを載せる企業の商品紹介ページ、アロマの解説をするサイトなど様々なジャンルのサイトが表示されます。
これは「アロマ」という単体のビックワードだけではユーザーがどの様なページを探しているのかニーズを把握しきれないため、Googleが検索結果に多様性を持たせていると考えられます。
こういった場合、自分が「アロマの解説」に関する記事を書こうと思っても、ショッピングモールや企業サイトの商品情報データの結果に引っ張られてしまう可能性があるため、それらのページを除外した競合分析の結果を表示するということが可能です。
2. 大手のポータルサイトなどが入り込んでいる場合
2ケース目については、例えば「賃貸 名古屋」というワードで競合分析をした時に、大手ポータルサイトなどが入り込んでいる場合です。
上位サイトの多くが地域に根ざしたサイトが表示される中で、大手ポータルサイトなどが入ると、競合分析の結果が大きく引っ張られる可能性があります。
そういった場合に、大手ポータルサイトのみ除外して地域サイトの結果のみを競合分析に反映させたいというケースではフィルタ機能の使用が検討されます。
フィルタ機能の使用方法
①競合分析に表示されるフィルタボタンをクリックする
②除外したいページやジャンルのチェックを外して「選択した上位ページで再分析する」をクリック
上記の流れでフィルタをかけて再分析することで、個別のページやジャンルを除外して分析することができます。
特定のページを除外して再分析すると、そのページを含まない解析結果となり、競合分析の個別項目の情報でも「分析対象外」として表示されなくなります。もし、除外したページを入れ直したい場合には、フィルタでページにチェックを付け直して再分析を行ってください。
最後に:お読みください
パスカルは、上位30位までのサイトの情報を取り入れることで改善情報の精度を保っているため、フィルタ機能で対象ページ数を制限すると分析精度は下がります。
フィルタした分析結果と並行して、フィルタせずに分析した結果も同様に参照しながらページを改善するようにしてください。