Pillow で使用できる 2 種類の録音機能
環境音レベル
この機能は、睡眠中の環境音の変化を追跡します。 この追跡結果は、折れ線グラフにデシベル単位 (db) の音量で表示されます。
Pillow でこの種類の追跡を実行するには、Apple Watch が必要です。また、データは Apple ヘルスケアから取得されます。 Apple Watch がない場合、Pillow で環境音レベルを記録することはできません。
睡眠中の録音
この機能は、iPhone または iPad のマイクを使用して睡眠中にユーザーが発する音 (いびき、咳、呼吸など) や環境音を録音します。
この種類の追跡は、睡眠前に [開始] を押して睡眠を手動で追跡する場合のみ可能です。 睡眠前に [開始] を押さなかった場合、Pillow は何も録音しません。
起床後に睡眠セッションを停止すると、Pillow は再生、エクスポート、削除できる録音データのリストを表示します。
注意:
この記事は、睡眠中の録音に関するものです。 環境音レベルの機能に関して問題が発生している場合は、ここをクリックしてください。
Pillow で睡眠中の音声が録音されない場合にやるべきこと:
睡眠セッションを手動で記録する。
睡眠中に録音するには、睡眠前に [開始] ボタンをタップして睡眠セッションを手動で開始する必要があります。 自動睡眠追跡では録音できません。 睡眠セッションは iPhone、Apple Watch、または iPad から開始できます。
睡眠セッションを手動で開始するための詳細な手順については、ここをクリックしてください。
アラームプリセットで録音を有効にする。
iPhone または iPad で以下の手順を実施します:
左下にある [アラーム] タブをタップします。
アラームプリセットの右上にある設定ボタンをタップします。
注意: 設定ボタンがない場合は、まだアラームプリセットが作成されていません。 アラームプリセットを作成するには、プラスボタンをタップします。
[録音] スイッチがオン
になっていることを確認します。睡眠前に [開始] ボタンをタップします。
Apple Watch で以下の手順を実施します:
Apple Watch で Pillow を起動します。
横にスワイプし、アラームプリセットのリストにアクセスします。 アラームプリセットがない場合は、プラス (+) ボタンをタップして新しく作成します。
表示されたダイアログで [録音] がオンになっていることを確認します。
[完了] をタップします。
[開始] をタップして睡眠セッションを開始します。
マイクの感度を変更する
Pillow にはマイクで録音する機能があり、「低」「中」「高」の 3 レベルの感度があります。 マイクの感度を上げるには:
Pillow の設定を開きます。
[マイクの感度] に移動します。
Pillow にマイクへのアクセスを許可する
Pillow ではデバイスのマイクを使用する必要があるため、初めて睡眠セッションを記録する際には Pillow にアクセスを許可するように求められます。 Pillow に適切なアクセスを許可するには:
iPhone の設定アプリを開きます。
[プライバシー] > [マイク] に移動します。
アプリのリスト内に Pillow があり、スイッチがオンになっていることを確認します。
Pillow はこのセッションで多くの「覚醒」時間を検出しましたか?
Pillow の睡眠分析アルゴリズムは「覚醒」に指定されたセッションのすべての音声を除外します。 セッションの大部分に「覚醒」時間がある場合、Pillow が録音できなかった可能性があります。
睡眠セッション全体を通して睡眠エイドを機能させない
Pillow は睡眠エイドのサウンドを再生中には録音できません。 例えば夜通し再生するように睡眠エイド時間を設定している場合、Pillow は録音しません。
Pillow が睡眠を追跡中に他のアプリで音声を再生しないこと
Pillow は他のアプリ (Apple Music、Spotify など) でも音声を再生している場合は録音できません。 Pillow は他のアプリの音声が停止したことを自動的に検出すると録音を再開しますが、他のアプリの音声が睡眠セッション全体を通して再生される場合は録音できません。 これは、Bluetooth スピーカー、Bluetooth ヘッドホン、AirPlay 対応のスピーカーを使用している場合にも当てはまります。
デバイスに十分なストレージ容量を確保する
録音に必要なストレージ容量はごくわずかですが、ごくまれに使用しているデバイスや iCloud で録音データを保存する容量が不足する場合があります。
録音に関する問題が引き続き発生する場合は、サポートチームに問い合わせてすぐに支援を受けてください。