NIKKEI The KNOWLEDGEではAIにより、個人や組織の興味関心の高い記事を日々学習する仕組みを導入しているため、使い込むごとにレコメンドの精度が向上していきます。
この記事では、AIの学習がどこに働いているのか、どのような仕組みで学習するのかについて説明していきます。
AI学習が行われる場所
AI学習が行われる場所は、大きく分けて下記の2つです。
・あなたへのイチオシ
・バインダー
■あなたへのイチオシ
個人の閲覧履歴を学習するため、個人の興味・関心の高い記事が配信されやすくなります。一部、「組織で話題」と「業界で話題」に関しては、組織のメンバーの閲覧傾向も含まれます。
■バインダー
バインダーを閲覧したユーザー全員の閲覧傾向を学習し、記事をピックアップします。学習の仕方としては、バインダー毎に個別のAIが働いているため、リスト単位ではなくバインダー単位で学習する仕組みととなります。
AI学習のアルゴリズムについて
■AI学習のロジックについて
サービス内で閲覧している各記事の見出し、本文の情報をベースに、多く読まれている情報の傾向を学習し、マッチする最新情報を配信しています。
<AI学習のプロセスフロー>
■重複排除について
記事の配信には重複排除の仕組みがあります。そのため、2つ以上の記事が類似の内容と判定された場合には、いずれか1つのみが配信、その他の類似記事は配信されない可能性があります。
※各リストに記事を配置する前段でシステム全体として記事の配信・除外処理を適用しています。そのため、同一のバインダー内の複数のリストに同一記事が配信される可能性はあります。
■記事に関心がなかった場合
AIは記事を開いていただいたタイミングで学習を進めます。ただ、間違えて開いてしまった場合や、読んだうえであまり興味がなかった場合、開いた記事の一番右のメニューボタンを開くと、「この記事に関心がない」が表示されます。こちらのボタンを選択することで、その記事のAI学習を止めることができます。
■AI学習の引継ぎについて
個人のAI学習については、90日以内に記事閲覧があれば継続的に引き継がれ、イチオシメールも配信されます。ただし、下記②の場合はご注意ください。
①A環境をご利用中のユーザーを一度削除し、再度A環境にて登録
②A環境をご利用中のユーザーを削除し、B環境にて同じ日経ID(メールアドレス・パスワード)を再登録
└①については学習の引継ぎが可能です。
└②の対応をされたい場合は、営業担当かお問い合わせフォームよりお問合せ下さい。