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CSVダウンロード時の文字コード:UTF-8とShift-JISの違いについて
CSVデータをダウンロードする際に、文字コードとして「UTF-8」と「Shift-JIS」を選択できます。通常は「UTF-8」を推奨しますが、ご利用の環境によっては「Shift-JIS」を選択する必要があります。
文字コードとは?
コンピュータは文字を「数字」の集まりとして処理しています。この「どの文字にどの数字を割り当てるか」というルールを定めたものが「文字コード」です。文字コードが異なると、コンピュータが文字を正しく認識できず、「文字化け」が発生する原因となります。
各形式の特徴と推奨される利用シーン
UTF-8(ユーティーエフエイト)
国際的に最も標準的な文字コードです。日本語だけでなく、世界中の様々な言語の文字を扱うことができます。
メリット | デメリット |
文字化けのリスクが低い | 古いソフトウェアやシステムでは対応していない場合がある |
機種依存文字(例:①、㈱)なども正しく表示できる |
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Webサービスや新しいアプリケーションで標準的に利用されている |
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このような方におすすめです
特に利用目的が決まっていない、どちらを選べばよいか分からない方
MacでCSVファイルを利用する方
新しいバージョンのMicrosoft Excel(Excel 2016以降など)をご利用の方
GoogleスプレッドシートなどのWebサービスで利用する方
Shift-JIS(シフトジス)
古くから日本語のWindows環境で標準的に使われてきた文字コードです。
メリット | デメリット |
古いバージョンのExcelでも文字化けせずに開ける | 文字化けの原因になりやすい |
| 対応していない文字(機種依存文字など)が含まれていると正しく表示されない |
| 国際的なやり取りには不向き |
このような方におすすめです
Windowsの古いバージョンのMicrosoft Excel(Excel 2013以前など)で直接ファイルを開きたい方
ご利用中の業務システムがShift-JIS形式のCSVファイルしか受け付けない場合
まとめ:どちらを選べば良いか
基本的には、UTF-8形式でのダウンロードを推奨します。
UTF-8はより多くの文字を扱うことができ、文字化けのリスクも低いため、現在の主流となっています。
ただし、ダウンロードしたCSVファイルを古いバージョンのExcelで開いた際に文字化けしてしまう場合は、Shift-JIS形式で再度ダウンロードをお試しください。
| UTF-8 | Shift-JIS |
推奨度 | ◎(推奨) | ○ |
特徴 | 国際的な標準。扱える文字の種類が豊富で文字化けしにくい。 | 日本語Windowsの標準。古いソフトとの互換性が高い。 |
主な利用シーン | ・Webサービスとの連携 ・新しいバージョンのExcel ・Macでの利用 | ・古いバージョンのExcelで直接開く ・Shift-JISのみ対応のシステムへ取り込む |