1. Web版のタスク機能とは?
概要:
タスクは、ワークフロー内のリクエストを次のステータスに進めるために「処理すべきこと」を明確にする機能です。
タスクの完了ボタンを押すことで、次のステータスに進行します。
作業の標準化や、対応漏れの防止に役立ちます。
2. タスクでできること
① 作業マニュアルとしての利用
「このタスクについて」の欄に具体的な作業内容を記載することで、誰が担当しても同じ品質で作業を行えるようになります。
② 通知の自動送信
タスク完了と同時に、事前に設定した通知テンプレートを使い、受取人に対して自動で通知を送信できます。
活用例: 荷物の転送完了タスクが完了したら、受取人へ「転送完了のお知らせ」を自動送信する。
③ タスク完了の条件設定(荷物情報との連携)
タスクを完了するための「条件」として、特定の荷物情報が更新されているかをシステムにチェックさせることができます。この条件が満たされていない場合、ユーザーはタスクの完了ボタンを押すことができず、作業の漏れや間違いを確実に防ぎます。
活用例①:書類添付の必須化 「書類をスキャンする」というタスクに、「PDFがアップロードされていること」を完了条件として設定します。これにより、担当者は荷物情報にPDFをアップロードしない限り、このタスクを完了させることができなくなります。
活用例②:宛先選択の必須化 「転送先を確認する」というタスクに、「変更先の宛先が選択されていること」を完了条件として設定します。担当者は新しい宛先を選択するまでタスクを完了できず、宛先が未定のまま次の工程に進んでしまうミスを防げます。
3. タスクの管理方法
タスクの追加・編集
ワークフロー編集画面から、各ステータスの間に追加や編集が可能です。
タスクの確認と実行
荷物一覧画面の「タスク」欄に、次に対応すべきタスクが表示されます。
絞り込み機能で「タスクあり」の荷物だけを表示することもできます。
モバイルアプリでの操作
管理者・オーナー権限のアカウントは、モバイルアプリからもタスクの完了操作が可能です。
4.【応用】よくある質問(Q&A)
Q. 特定の荷物情報が更新されたら、タスクを自動で完了させることはできますか?
A. いいえ、タスクの自動完了機能はありません。
本機能は、特定の情報(例:PDFファイルの添付、宛先の選択など)が更新されていない場合に「完了ボタンを押せなくする」ことで、作業漏れを防ぐためのものです。タスクの完了自体は、担当者が内容を確認した上で、手動でボタンを押して行う必要があります。
