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eNPSの見方について

メンバー別スコア出力で表示される「eNPS」についてご説明します。

5か月以上前に更新

Wevoxエンゲージメント > データ解析 > スコア出力 > 分析対象:メンバーにするとエンゲージメントに加えてeNPSの数値が出力いただけます。

eNPSとは、「Employee Net Promoter Score (エンプロイー・ネット・プロモーター・スコア)」の略称で、「自社を働きがいのある会社として推薦出来ますか?」の質問から「自社の推奨度合い」を数値化したものです。

従来、顧客に対して商品やサービスの推奨度合いを取る際に活用されていたNPS「Net Promoter Score (ネット・プロモーター・スコア)」調査を組織の従業員に応用したものになります。

数値の見方には大きく2通りあります。NPSでは下記の2の方法を取ることが一般的です。

  1. 平均値を元に数値を計測する(Wevox平均は65点 ※2022年8月16日時点)

  2. PromotersからDetractorsの割合を引いたもので計測する

2で計算する場合は、Wevoxでは7段階のスケールでの回答を元にスコアを算出していますので、下記の数値基準でPromotersとDetractorsの割合を算出します。

90〜100:Promoters
65〜89:Passives
0〜64:Detractors

例えば、5人従業員がいて、

・Aさん:42点

・Bさん:71点

・Cさん:71点

・Dさん:100点

・Eさん:100点

だった場合、Promotersの割合(2/5=0.4×100=40)- Detractorsの割合(1/5=0.2×100=20)となり、eNPSの値は20となります。

一般的にマイナスの数値になることが多いため、一般の数値と同様に扱ってしまわないように注意してください。またeNPSはアメリカ発の考え方の為、どこまで日本に適用できるかに関しては、色々な議論がなされています。

Wevoxではエンゲージメントを主にしつつ、あくまでも参考値としてご利用いただくことをお勧めします。

尚、eNPSの基準に関しては、米メディア含め色々なところで紹介されていますので、そちらをご確認ください。

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