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イエマ自社製キャリバー
イエマキャリバーの最大誤差日差
イエマキャリバーの最大誤差日差

自社製キャリバーの耐久性

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対応者:Nicolas
一週間前以上前にアップデートされました

重力がいかに時計のムーブメントに影響を及ぼしているのかを4姿勢での

精度検査が示しています。言い換えれば時計の精度は文字盤が上を向いているのか

又は横向きにおいてあるかで変わってくるということです。結果は最大誤差日差に表れており主に重力がテンプ(時計の心臓部にある振動子に作用される)に及ぼす影響力の大きさを意味しています。

イエマの自社製キャリバーの最大誤差日差は±25秒/日です。

一般的に時計はパワーリザーブが枯渇してくると精度は落ちていきます。そのため

イエマでは完全に駆動条件を満たした状態でかつ10分から60分間という短い時間内での

精度検査を義務づけています。その理由はオートマチック時計は常にほぼ完全に駆動された状態で装着

されていることを想定しているからにほかなりません

イエマの時計の日差がどの様に計測されているかは以下の記事をご参照ください。

夜外出先から帰ってきたら、精度を保つために時計は文字盤が上若しくは文字盤が下になるように

保管する事が理想的です。長い間装着する予定のないときは一定の期間を過ぎるとゼンマイの動きが

止まるため保管の際の姿勢はあまり意味がなくなります。

ブレスレット付きやクラスプ付きの時計の場合は横向きに保管すると時計の心臓部のテンプに負担が

かかりますのでご注意ください。

時計が最大誤差日差を越えて駆動するようになった場合

時計が最大誤差日差を越えて駆動するようになる主な原因は磁気帯びをしているか又は衝撃があったかのどちらかが考えられます。

私たちの普段の生活は常に磁気にさらされているため時計が磁気帯びを起こすことは決して珍しいことではありません。身近にあるスピーカーからスマートフォンまで私たちは磁気に囲まれた環境に暮らしています。一般的に磁気帯びを起こした時計は一日に数分間早く進む傾向が見られます。あなたの時計が正確に駆動しているかどうかの判断を下す前に磁気帯びを起こしていないかどうか確かめてみてください。あなたの時計の傍に方位磁石

おいて見ることが最も簡単で早く確かめられる方法です。

もしも磁気帯びを起こしてしまっても心配はいりません。お近くの時計修理店に依頼すれば磁気抜き器(オンラインショップで10ドル程で購入可能です。)を使って簡単に磁気抜きをしてもらうことができます。(多くの修理店では無料で請け負ってもらえるでしょう)もちろんイエマの工房にお持ちいただければすぐに磁気抜き作業をすることが可能です。

衝撃は機械式時計にとって最も避けたいものと言えるでしょう。テーブルに

軽く腕を打ち付けただけでも時計のムーブメントは大きなダメージを受けてしまうのです。衝撃はテンプの振幅とひげゼンマイにもダメージを与えバランスが

崩れるおおもとの原因を引き起こします。これらの部品は密接にかかわりあっており良い誤差日差を確保するためには的確な修理が必要不可欠になります。

いかなる理由においてもあなたのイエマウオッチが誤差日差±25秒/日よりも早く進む場合には(別の言い方をすれば最大誤差日差を越えて早く進む場合には)イエマのカスタマーサービスに連絡をして時計技師にオーバーホールを依頼する事がベストな選択でしょう。

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