概要
YoomではGoogleスプレッドシートと連携し、様々なアクションを行うことができます。
今回は、Googleスプレッドシートをアプリトリガーとして使用する際の注意事項を網羅的にご説明します。
注意事項
1.トリガーテスト行う際の挙動について
Googleスプレッドシートのアプリトリガーを設定しテストを行うと、行数に関わらず2行目(列名下の行)の値がテスト結果として取得されますが、本番で起動した際は追加・更新された行の値を用いて起動します。
詳細は以下をご参照ください。
2.GoogleスプレッドシートとGoogleフォームを組み合わせて使用する際の注意点
仕様上、Googleフォームの回答を直接反映しているGoogleスプレッドシートに関しては、Googleフォームの回答が追加された場合でもトリガーが起動しないためご注意ください。
詳細は以下をご参照ください。
3.「行が更新されたら」アクション設定時で、「行ごと」削除された場合の挙動について
「行が更新されたら」アクションを設定している際に、「行ごと」削除が行われた場合、トリガーは起動しないためご注意ください。
なお、更新対象列の値が削除された場合は、起動します。
4.フローボット設定完了後、トリガーをONにしたが画面をリロードするとトリガーがOFFになる挙動について
フローボット設定完了後に、トリガーをONにすることはできるものの、画面をリロードすると自動でトリガーがOFFに戻る場合があります。
仕様上、Googleスプレッドシートのトリガーでは、トリガーをONにする際にシートの元データを保存する処理が走りますが、その処理が失敗した際にトリガーがOFFに変更されます。
処理に失敗した際は「【Yoom】アプリトリガーの設定でエラーが発生しました」という通知がメールにて届きます。
元データを保存する処理に失敗する原因として考えられるもの
シートにカラムが設定されていない
シートのデータの取得に時間がかかりタイムアウトエラーが発生している
上記に当てはまらない場合はお問い合わせください。
5.「行が更新されたら」アクション設定時でも、シートへの行追加でトリガーが起動する挙動について
仕様上、「行が更新されたら」アクション設定時でも、シートへの行追加で本トリガーが起動する場合があります。
起動する場合
新しく追加した行で一意の値が入った列と更新を検知したい列に値が入っている場合、「行が更新されたら」トリガーが起動します。
起動しない場合
新しく追加した行ので一意の値が入った列に値は入っているが、更新を検知したい列に値が入っていない場合、「行が更新されたら」トリガーは起動しません。
例
一意の値が入った列はA、更新を検知したい列はIと設定し、以下画像のように3・7・8行目に新しくレコード(行)を追加した場合、3・7行目のトリガーは起動しますが、8行目のトリガーは起動しません。
3・7行目 ⇒ 一意の値が入った列と更新を検知したい列に値が入っている
8行目 ⇒ 一意の値が入った列に値が入っているが、更新を検知したい列に値が入っていない
以上が、Googleスプレッドシートのトリガーにおける注意事項です。
# Googleスプレッドシート,スプレッドシート,GSS,スプシ,グーグル,Spreadsheet,Sheets,トリガー,Googleフォーム,起動しない