概要
YoomとMeta広告(Facebook)を連携することで、様々なアクションを実施することができます。
今回は、アプリトリガー内の「リード情報が作成されたら」というアクションで、フォーム回答された内容(アウトプット)を漏れなく取得する方法を説明します。
前提
Meta広告(Facebook)の「リード情報が作成されたら」というアクションでは、valueという値を10項目まで取得するようデフォルトのアウトプットに設定されています。
ただし、Metaの仕様上フォームで回答者の回答内容によってvalueの位置関係が詰められてしまい、もともとのvalueの位置がずれることがあります。
この場合、指定のJSONPathを用いて、設問項目のvalueを正しく取得することで回避することができます。
設定方法
1.テストを実施してレスポンス結果を表示する
まずは、「リード情報が作成されたら」でフォームのテスト回答を実施後テストを押下し、以下のようにレスポンス結果を表示してください。
2.JSONPathを設定して、設問ごとにvalueを取得する
次に少し下にスクロールし、以下の赤枠を押下します。
JSONPathをカスタムする画面に遷移するので、以下のように検索窓に指定のJSONPathを入力し、値を追加します。
たとえばこの中から"好きな映画"という設問名のvalueを取得したい場合は以下のように設定します。
指定のJSONPath:$.field_data[?(@.name == "好きな映画")].values[*]
※実際は"好きな映画"の""内を取得されたい設問名に変更してください。
次に、追加された値にカーソルを合わせるとペンマークが表示されるので押下します。
設定画面に遷移するので、項目名を変更できるのでわかりやすいアウトプット名に変更します。入力形式は数値形式などに変更もできますので、必要に応じて変更してください。
最後に、各値を設定したら追加を押します。
このようにすることで、以下のように新たにアウトプットが追加されます。
この設定で設問ごとにマッチした値を取得するので、valueの順序にかかわらず正しいアウトプットが取得できるようになります。
以上が、Meta広告(Facebook)の「リード情報が作成されたら」というトリガーで指定の設問の回答内容を漏れなく取得する方法です。
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