概要
Yoomでは、Google DriveやGoogleスプレッドシート、GmailなどのGoogleサービス群と連携し、様々な操作を実行することができます。
今回はGoogleサービス群とYoomの連携における認証方式と、連携時のアクセス権限の範囲や制限について説明します。
Googleサービス群とYoomの連携における認証方法
Googleサービス群とYoomとの連携はOAuthという認証方式を使用しています。
OAuthは、連携するGoogleアカウントの情報を用いて認証・連携する方法で、連携したGoogleアカウントが持つ権限と同等の操作権限をYoomに付与する仕組みです。
連携時のアクセス権限の範囲や制限について
Googleサービス群とYoomの連携はOAuthにより認証されますが、このとき操作の権限範囲は原則的に連携したGoogleアカウントに依存します。
例えばGoogle Driveと連携する際以下のように権限の付与が行われます。
そのため、連携後Yoomを経由した操作において、特定のフォルダやファイルを除外したい、編集できるものと閲覧できるものの制限範囲をフォルダやファイルごとに変更したい、といったことは連携時点ではできません。
連携したアプリ操作における権限範囲を制限・調整したい場合
Googleサービス群とYoomの連携段階では、Googleアカウント側の権限に依存した内容となるため細かい操作権限の調整はできませんが、Googleアカウント自体の権限範囲を調整することで対応は可能です。
例えばGoogle Driveで、Yoomと連携を行うGoogleアカウントに対して特定のフォルダの編集を許可したくない場合、以下のように共有設定から編集権限以上を付与しない、などを設定することで、Yoomを経由した際も同様に編集に関する操作が行えなくなります。
ただし、この場合権限を調整したGoogleアカウント自体も編集が行えなくなります。
Yoomからの操作時のみ権限範囲を指定したい場合は、連携用のGoogleアカウントを新たに作成し、そのGoogleアカウントとYoomを連携させることをおすすめします。
以上が、Googleサービス群との連携における認証方式やアクセス範囲の制限についてです。
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