概要
Yoomでは、APIという仕組みを利用し、各アプリと連携しています。
Yoomを介してアプリと連携する際に「認証」や「権限」という言葉が出てきます。
本記事では、これらについて詳細を説明します。
認証に関して
アプリを操作するのが「誰であるか」を指します。
認証設定 = マイアプリ連携を指します。
認証方法は2種類あり、連携方法による違いは後述します。
車に例えると、車(アプリ)を動かすための鍵(認証)を指します。
権限(スコープ)に関して
認証済みの人が「何の操作が許可されているか」を指します。
以下2つの権限が影響します。
アプリ権限 :アプリ側にて設定・指定された操作権限
アカウント権限:連携したアカウントで行える操作権限
アカウント権限 > アプリ権限の関係性となるため、アカウント権限の操作範囲を超えません。
車に例えると、車(アプリ)を運転するための免許(権限)を指します。
認証方式による違い
マイアプリ連携時の認証方法は、OAuth認証・コード認証があります。
各認証の違いは下記の通りです。
①OAuth(オーオース)認証
GoogleやMicrosoft、Slackなど、連携時にアカウントへログインする必要がある認証を指します。
アプリのアカウント情報が認証情報として利用されるため、
連携したアカウントの操作範囲(権限)を超えた操作はできません。
例)
①編集権限がないGoogleスプレッドシートは、Yoomを介しても操作できません。
②Slackにてプライベートチャンネルの作成権限がない場合、Yoomを介しても成できません。
②コード認証
ChatGPT、LINE WORKSなど、連携時にAPIキーやクライアントIDなどを設定する認証を指し、
アプリ側にて設定した権限やすべての権限での操作が可能です。
認証の仕組み上、発行されたAPIキーを知り得るユーザーで連携が可能となり、
設定された権限に基づいた操作ができます。
例)
①LINE WORKSのコードを設定することで、誰でもBotでの投稿が可能です。
②マネーフォワードクラウド債務支払にて、申請の読み書きはさせたくないため、
【report:write】を追加しないことも可能です。
以上が、アプリ連携における認証と権限の詳細です。