概要
ホットプロファイルとYoomを連携することで、様々なアクションを実行することができます。
今回はホットプロファイルの名刺やリード情報などで、カスタムフィールド内に設定したラジオボタン形式の項目を更新する設定方法をご紹介します。
前提
ホットプロファイルのカスタムフィールド内のラジオボタン項目は、以下のような固有のIDが振られています。
項目名 | ID |
高 | 40185 |
中 | 40184 |
低 | 40183 |
Yoomを経由してラジオボタンを更新したい場合、このIDを指定する必要があるためあらかじめIDを取得するといった操作が必要となります。
設定方法
今回は以下のようにリード管理内に設定した、「低・中・高」というラジオボタン形式の項目に対して、「高」という値で更新をかけます。
※この設定は名刺やリード、会社などどの管理メニューでも同様です。
1.対象のカスタムフィールド内のラジオボタン形式の情報を確認・取得する
まずは、フローボットの設定画面でトリガー下の+マークを押し、アプリと連携するオペレーションからホットプロファイルを選択します。その後、以下のように「〇〇のフィールド情報を取得」というアクションを選択します。
今回はリード情報になるので、「リードのフィールド情報を取得」を選択しています。
テストを行うと以下のように、リード管理メニューで設定している各フィールド項目の情報が一覧で取得されます。
取得後、以下の赤枠の箇所をクリックします。
以下のような画面に遷移するので、検索窓にitemsと入力します。
この操作で以下赤枠のように取得された値の中でカスタムフィールドに該当する情報だけに絞られます。この中から、今回設定したラジオボタンの項目を探します。
※labelを見ていただくと素早く判断できます。
今回は確度という項目になりますが、それぞれの値が以下のような役割を果たします。
ここで、ラジオボタンの項目IDにあたるIDとそれぞれの値を示す固有IDをそれぞれコピーし、メモなどに残しておきます。保管が完了したら、このオペレーションは保存します。
※今回は、項目IDが「37607」、固有のIDは高を設定したいので、「40185」をあらかじめコピーして保管しておきます。
2.対象リードのカスタムフィールドの情報を更新する
次に、先程のフィールド情報を取得したオペレーションの下の+マークを押し、同じくホットプロファイルの「〇〇のカスタム項目を更新」というアクションを選択します。
今回はリード管理のため、「リードのカスタム情報を更新」を選択しています。
その後、以下のようにリードIDや会社IDなど更新をかけたいリード情報を照合するために必要なIDを入れ、カスタム項目IDには先程保管したラジオボタンの項目IDを、カスタム項目の値にはそれぞれの値を示す固有IDをペーストします。
※今回、値を直接入力していますが、リードIDや会社IDなどは前段のオペレーションでリード登録などをしている場合に、そのアウトプット情報を引用することもできます。
※また、カスタム項目IDや項目の値も今回静的な設定となりますが、あらかじめYoomのデータベースなどに格納しておき、あらかじめ取得した情報と照合してIDを取得し動的なアウトプットとして埋め込むことも可能です。
テストを押し成功すると、以下のようにリードIDがアウトプットとして出力されます。
また、実際にホットプロファイルで今回更新したリード情報を見ると以下のように高にチェックが付いていることが確認できました。
以上が、ホットプロファイルで、カスタムフィールド内のラジオボタン形式の項目更新を行う方法です。
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