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テストの重要性:「取得した値」のテスト値について

Misaki Tominaga avatar
対応者:Misaki Tominaga
今週アップデートされました

概要

オペレーションの設定画面では、テストを実施し、テストを成功させることが重要です。

可能な限り全ての設定画面で、テストを実施してから保存することを推奨いたします。

🤖 テストを行うとどうなる?

本番同様の処理が行われます。

例えばデータベースから値を取得するオペレーションは、

実際に値を取得します。

テストを行うことで、「取得した値」にテスト値が入ります。

📌 「レコードの削除」「レコードの追加」などをテストすると実際に削除や追加が行われます。

「取得した値」とは

トリガーや、オペレーション実行時に取得したデータは、Yoom上で「取得した値」へ格納されます。

「取得した値」は設定画面で楕円で表示されます。

例:

取引先名 株式会社テスト

電話番号 000-0000-0000

取引先名、電話番号は、「取得した値」の項目名です。

株式会社テスト、000-0000-0000 は、「取得した値」のテスト値です。

「取得した値」の使い方

「取得した値」は他のオペレーションの設定時に活用できます。

🔽例:Mazricaから取得した値を、Slackで送るメッセージに活用

連携先のアプリには、項目名は連携されません。

🔽例:Slackに投稿されたメッセージ

🤖 テスト値がないとどうなる?

テストでエラーになる可能性が上がります。

エラーになった箇所・原因の特定が困難になる場合もあります。

🔽このフローボットを例を説明します。

①「取引先情報を検索」でテストを実施せず、

「取得した値」にテスト値が入っていないまま保存します。

②次のオペレーション「取引先情報を更新」の設定画面で、テスト値が入っていない「取引先ID」を選びます。

このまま更新のテストをするとエラーになります。

「取引先ID」にテスト値が入っておらず、情報が空のままテストしているためです。

💡 起きていること

対応方法

①のオペレーションに戻ってテストを行い、テスト値を取得します。

「取引先ID」にテスト値が入りました。

設定を保存します。

②のオペレーションでもテストを行います。

今回は「取引先ID」に適切なテスト値が入っているため、テストが成功します🎉

📌 テスト後、設定画面の保存ボタンを押すと、テスト値を他のオペレーションでも使えるようになります。

📌 テスト値の内容が間違っている場合も、テストに失敗します。
 例:実在しないID

オペレーションの設定を変更・削除した場合

オペレーションの設定内容を変更した場合、変更前の「取得した値」が無効になり、

後続のオペレーションで再設定が必要になる場合があります。

後続のオペレーションの設定画面で、

  • 「取得した値」の項目名が太字ではなくなった

  • 「取得した値」のアプリのアイコンが消えた

  • サンプル値が消えた

などの場合、一度 ✖️ をクリックして「取得した値」を削除し、再度設定してください。

📌 オペレーションの設定内容を変更した場合は、テストを行なってから保存し、
影響する後続のオペレーションもすべてテストを行い、保存するのがおすすめです。

📌 データベースやスプレッドシートの条件が変わった場合、「値を取得」「レコードを追加・削除・編集」などのオペレーションは再設定を行う必要があります。再設定を行わないとエラーになります。(例:列名、表の構成、表の範囲などを変えた場合)

📌 「取得した値」は1つのフローボットの中で活用できます。他のフローボットへ引き継がせる機能はありません

# 取得した値, サンプル値, 項目名, テスト値

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