概要
オペレーションの設定画面では、テストを実施し、テストを成功させることが重要です。
可能な限り全ての設定画面で、テストを実施してから保存することを推奨いたします。
🤖 テストを行うとどうなる?
本番同様の処理が行われます。
例えばデータベースから値を取得するオペレーションは、
実際に値を取得します。
テストを行うことで、「取得した値」にテスト値が入ります。
📌 「レコードの削除」「レコードの追加」などをテストすると実際に削除や追加が行われます。
「取得した値」とは
トリガーや、オペレーション実行時に取得したデータは、Yoom上で「取得した値」へ格納されます。
「取得した値」は設定画面で楕円で表示されます。
例:
取引先名 株式会社テスト
電話番号 000-0000-0000
取引先名、電話番号は、「取得した値」の項目名です。
株式会社テスト、000-0000-0000 は、「取得した値」のテスト値です。
「取得した値」の使い方
「取得した値」は他のオペレーションの設定時に活用できます。
🔽例:Mazricaから取得した値を、Slackで送るメッセージに活用
連携先のアプリには、項目名は連携されません。
🔽例:Slackに投稿されたメッセージ
🤖 テスト値がないとどうなる?
テストでエラーになる可能性が上がります。
エラーになった箇所・原因の特定が困難になる場合もあります。
🔽このフローボットを例を説明します。
①「取引先情報を検索」でテストを実施せず、
「取得した値」にテスト値が入っていないまま保存します。
②次のオペレーション「取引先情報を更新」の設定画面で、テスト値が入っていない「取引先ID」を選びます。
このまま更新のテストをするとエラーになります。
「取引先ID」にテスト値が入っておらず、情報が空のままテストしているためです。
💡 起きていること
対応方法
①のオペレーションに戻ってテストを行い、テスト値を取得します。
「取引先ID」にテスト値が入りました。
設定を保存します。
②のオペレーションでもテストを行います。
今回は「取引先ID」に適切なテスト値が入っているため、テストが成功します🎉
📌 テスト後、設定画面の保存ボタンを押すと、テスト値を他のオペレーションでも使えるようになります。
📌 テスト値の内容が間違っている場合も、テストに失敗します。
例:実在しないID
オペレーションの設定を変更・削除した場合
オペレーションの設定内容を変更した場合、変更前の「取得した値」が無効になり、
後続のオペレーションで再設定が必要になる場合があります。
後続のオペレーションの設定画面で、
「取得した値」の項目名が太字ではなくなった
「取得した値」のアプリのアイコンが消えた
サンプル値が消えた
などの場合、一度 ✖️ をクリックして「取得した値」を削除し、再度設定してください。
📌 オペレーションの設定内容を変更した場合は、テストを行なってから保存し、
影響する後続のオペレーションもすべてテストを行い、保存するのがおすすめです。
📌 データベースやスプレッドシートの条件が変わった場合、「値を取得」「レコードを追加・削除・編集」などのオペレーションは再設定を行う必要があります。再設定を行わないとエラーになります。(例:列名、表の構成、表の範囲などを変えた場合)
📌 「取得した値」は1つのフローボットの中で活用できます。他のフローボットへ引き継がせる機能はありません
# 取得した値, サンプル値, 項目名, テスト値