概要
オペレーション間の操作にある「分岐する」では、設定した条件でフローの進行方向を変更することができます。
例えば、「HubspotやKintone、メール等から取得した企業名=株式会社TimeTechnologiesであれば、山田チーフに請求書の承認する」といったように進行先を変更することができます。
なお、この操作はフリープラン以外のすべての有料プランでご利用いただけます。
「進行先を切り替える」との違い
以下「進行先を切り替える」と「分岐する」の違いを説明します。
用途に応じて使い分けていただければと思います。
分岐する
できること:
「会社名に株式会社を含む場合」「担当者がAさんまたはBさんの場合」「問い合わせ日が2023年1月1日以降の場合」など項目の値に対し、複雑な分岐条件の設定が可能です。
分岐条件に対してアウトプット({{●●}}といった内容)を設定することも可能です。
できないこと:
ルートの分岐は2つまでとなり、複数のルートを一度に切り分けることはできません。
進行先を切り替える
できること:
「従業員の所属が営業の場合」「従業員の所属が人事の場合」「従業員の所属がエンジニアの場合」のように、複数のルートを1度に切り分けることが可能です。
分岐条件に対してアウトプット({{●●}}といった内容)を設定することも可能です。
できないこと:
「含む」や「以上」といった条件を設定することはできません。
設定方法
1.「分岐する」の選択
フローボットの「+」ボタンを押し、下部にスクロールした際に表示されるオペレーション間の操作にある「分岐する」を選択します。
2.設定項目の入力
下記①~④を入力・選択し、保存ボタンを押します。
分岐対象は、事前のオペレーションにて取得しているアウトプットのみ選択可能です。
①タイトル:任意のタイトルを入力してください。
②分岐対象のアウトプット:条件に用いる対象のアウトプットを選択してください。
③条件:任意の条件をご選択ください。(選択肢は下記図参照)
④値 :固定値、またはアウトプットでご入力ください。
※分岐対象のアウトプットが空、空ではないときは入力不要です。
※分岐条件
3. 条件に一致した場合のフローの設定
右側の進行先に、条件に一致した場合のフローを設定します。
例として、担当者がいる場合、Yoomデータベースから担当者を検索し、Slackでメンションするための
メンバーIDを抽出し、Slackで通知するオペレーションを設定しています。
※顧客管理のデータベースはご自身で作成いただく必要がございます。
4.条件に一致しない場合のフローの設定
左側の進行先に、条件に一致しない場合のフローを追加します。
フローボットを停止したい場合には、フローの追加は不要です。
例として、担当者が決まっていない場合には、マネージャーへ担当者のアサイン依頼を行い、
アサインされた担当者をYoomデータベースの顧客情報に追加(更新)します。
注意事項
分岐対象に利用できるアウトプットは、事前のオペレーションにて取得したアウトプットのみです。
関連キーワード
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分岐,分岐する,オペレーション間の操作,設定方法,設定,含む,以下,以上