概要

本記事の概要

フローボット上で何らかのエラーが発生した場合、通常フローボット作成者のみにメール通知が行われます。

今回その通知を他メンバーへ展開するための方法となります。

フローボットを使ってメール転送処理を実施後、エラー通知されたメールをトリガーとして起動し、転送して各チャットツール※へ通知します。

※SlackやChatWork、temasやLINEWORKSなど連携が可能です。

メールトリガーの条件は以下のように設定します。

マスト設定項目
- メールアドレスは2.メール転送の設定で転送処理が完了したメールアドレス
- 検索箇所は「本文」
- 検索条件は「含む」
- 文字列は「エラー」
運用状況に合わせて設定いただく項目：Yoomのエラー通知だけに限定する条件
- 検索箇所を追加
- 検索箇所は「From」
- 検索条件「等しい」
- 文字列は「notify@yoom.fun」

メールトリガーは、1.メールトリガー設定内のアドレスがメールを受け取ることで起動します。

そのため、対象フローボット作成者に届いたメールを上記アドレスに転送する必要があります。

転送処理の設定はこちらの記事を御覧ください。

※エラー通知は対象フローボット作成者に送付されるため、転送設定については対象フローボットの作成者が行う必要があります。

最後に通知を行うチャットツールを連携します。

今回はSlackへの通知を行います。

オペレーションの作成からアプリと連携するを選択し、Slackと連携します。

その後、アクションで以下のようにチャンネルにメッセージを送るを選択します。

その後投稿するチャンネルIDを選択し、以下のようにメッセージ内容を設定します。

※メンションの付け方についてはこちらの記事を御覧ください。

すべての設定を完了し、実際にフローボットを起動すると以下のようなメッセージがSlack上に通知されます。

以上が、Gmailへのエラー通知をフローボット作成者以外にもチャット等で展開する方法となります🎉